速報ニュース

F1

不振のハース、2018年の活躍が足枷に?「自信過剰になっていた」とチーム代表

ハースのギュンター・シュタイナー代表は、2018年に好調なシーズンを送ったことで、2019年に発生した問題の原因を突き止めるのに時間がかかってしまったと語った。

Pablo Elizalde Jonathan Noble

公開日時: 2020/01/04 7:53

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-19

 2016年にF1参戦を開始したハースは、3年目の2018年シーズンに躍進。93ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング5位となった。

 しかしながら2019年シーズンは一転して苦戦。開幕戦オーストラリアGPではケビン・マグヌッセンが6位に入賞するなど幸先の良い滑り出しを見せたが、シーズンを通してタイヤの扱いに苦労し、コンストラクターズ9位と低迷した。獲得ポイントは前年の3分の1以下となる28ポイントだった。

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、2018年に力強いシーズンを過ごしたことで、チームが空力パッケージに問題を抱えていることに気付くのが遅くなったことを認めた。

 予選Q3に2台進出しながらも入賞を逃した第2戦バーレーンGPが、“本当の問題”に気付く最初のきっかけとたったのかと訊かれたシュタイナーは、次のように答えた。

「いいや。その時に初めて、何かがおかしいということが明らかになったんだ。そしてタイヤをうまく管理できていないこともわかった」

「それから我々はタイヤに関して様々な取り組みをしたが、空力に問題があるかどうかを考えることはなかった。なぜなら予選でのパフォーマンスは良かったからだ」

「バルセロナ(マグヌッセンが7位、ロマン・グロージャンが10位に入賞したスペインGP)でもそれらの対策がうまく機能しているか不確かだったが、良い結果が得られると(うまく機能していると)信じてしまうものだ。これらの良い結果に加え、2018年が非常に良かったこともあって、我々は少し自信過剰になって盲目的になっていたのかもしれない」

「夏休み明けには、問題が何であったのかを完全に理解することができた。しかしもう手遅れだったんだ……」

「その後は残りのレースのことを一切考えなかった。なぜなら他のチームからあまりにも離されていたからだ。だから2020年に向けて集中する方が良いと判断した」

 スペインGPの時点では、ドライバーのふたりからもエアロパッケージに関する懸念の声が上がっていた。シュタイナーはその声に耳を傾けなかったことを後悔していると以前のインタビューで語っていた。

 シュタイナーはスペインGPの週末を改めて振り返り、次のように話した。

「(ドライバーのフィードバックに反して)バルセロナでの結果は良かった。予選でもQ3に進出して7番手、8番手に入った。これで良くないレースと言う方が難しいだろう? だから、マシンはどこでも速いだろうと信じてしまっていた。やはり、2018年の結果によって少し盲目的になっていたのだろう」

「後から言うのは簡単だが、バルセロナで起こったことに関して、私が異なる反応をすることもできたと思う。『みんな、集まってくれ。何か辻褄が合わないんだ』といった風にね」

「しかし、我々はデータやドライバー(のフィードバック)よりも単純明快で都合の良い、目の前の結果を信用してしまったんだ」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 「フェルスタッペンと組むのはポジティブ」F1で2年目アルボン、躍進なるか?

次の記事 美しきF1マシン:流れるようなクビレ、ボディライン……フェラーリ640

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Pablo Elizalde



アルピーヌ、ヤマハ陣営プラマックの主要パートナーに就任。四輪最高峰F1参戦メーカーと二輪最高峰MotoGPチームが交わる

MotoGP

MotoGP 2025/01/28

アルピーヌ、ヤマハ陣営プラマックの主要パートナーに就任。四輪最高峰F1参戦メーカーと二輪最高峰MotoGPチームが交わる



F1オーナーのリバティによるMotoGP買収、『待った』かかる? EU反トラスト当局による調査が第2段階に進むと海外報道

MotoGP

MotoGP 2024/12/15

F1オーナーのリバティによるMotoGP買収、『待った』かかる? EU反トラスト当局による調査が第2段階に進むと海外報道



ガスリーのマシンとは差がある? オコン、アルピーヌの”平等な扱い”に不信感「ピエールのマシンただ1台だけが速い」

F1

F1 2024/11/29

ガスリーのマシンとは差がある? オコン、アルピーヌの”平等な扱い”に不信感「ピエールのマシンただ1台だけが速い」

More from

ハース



ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」

F1

F1

アメリカGP

4 日前

ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」



ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」

F1

F1

アメリカGP

7 日前

ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」



ハースF1小松礼雄代表、ラファエル・カマラ起用の理由を説明「TPCでの彼の走りは傑出していました。それだけです」

F1

F1

シンガポールGP

11 日前

ハースF1小松礼雄代表、ラファエル・カマラ起用の理由を説明「TPCでの彼の走りは傑出していました。それだけです」

最新ニュース



フェラーリ、ダブル表彰台逃したふたつの痛恨の瞬間。バスール代表「ペースは確かにあった」と手応え

F1

F1 F1

アメリカGP

2 時間前

フェラーリ、ダブル表彰台逃したふたつの痛恨の瞬間。バスール代表「ペースは確かにあった」と手応え



標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

2 時間前

標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」



2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ 3 時間前

2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ



F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー

F1

F1 F1

日本GP

3 時間前

F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録