F1 アブダビGP

ハース小松代表、”アブダビGP出場断念”がオコンのテスト参加の条件とは知らなかったと明かす「アルピーヌで何が起きようが、我々には関係ない」

エステバン・オコンは、ハースからアブダビ・ポストシーズンテストに参加することになったが、その一方でアブダビGPを欠場しければならなかった。この条件が突きつけられていることを、小松礼雄代表は知らなかったという。

Jonathan Noble

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編集: 2024/12/05 11:34

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Ayao Komatsu, Team Principal, Haas F1 Team

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写真:: Dom Romney / Motorsport Images

 ハースF1の小松礼雄代表は、エステバン・オコンのプレシーズンテスト参加が、アブダビGPへの参戦を断念させる交渉材料に使われていたことを知らなかったと語った。

 オコンは今季限りでアルピーヌを離れ、来季からハースF1に加入することが決まっている。そして12月4日(水)、ハースはシーズン終了直後のテストに、平川亮と並んでオコンを起用することを発表。これがオコンのハースでの初仕事ということになる。

 小松代表によれば、このことはアルピーヌのチーム代表であるオリバー・オークスとの間で、以前から合意されていたという。ただオコンのハースからのテスト参加が発表される前には、オコンがアブダビGPに参戦しないことが発表され、代わって来季アルピーヌのレギュラードライバーとなるジャック・ドゥーハンが、グランプリデビューを果たすことが明らかになった。

 オコンには、アブダビGPに出場しないことに合意しなければ、テストでハースのマシンに乗ることは許可できないという条件がアルピーヌから突きつけられていたことが明らかになった。結果的にオコンはアブダビGPへの参戦を断念することに同意し、晴れてテストでハースのマシンをひと足早く体験できることになった。

 小松代表によれば、最近行なわれたF1委員会の場で、オークス代表と話をする機会があったという。しかしその時には、オコンをテストに起用する上で、何か条件がつけられているような兆候はなかったようだ。

「F1委員会の会議で、オークス代表と話をする機会がありました」

 アブダビGPの木曜日に、小松代表はそう語った。

「彼は大丈夫、問題ないと言っていました。オコンにドライブさせればいいとね。そしてスーツに関してはどうする? 白いスーツでやるしかない? それが一番シンプルだよねという話をしたんです。それだけです」

「私にとっては、とてもシンプルなことでした。アルピーヌの内部で何が起きようが、それは私とは何の関係もないことです。私としては、オークス代表が約束してくれたので、それで十分でした」

 小松代表は、カタールGPの後で状況が変わる可能性があることを知ったという。しかしそれが事実となれば、オークス代表から連絡があるだろうと考えていたという。

 アルピーヌが、テスト参加を条件に、アブダビGPのシートを明け渡すよう要求していたことを知っていたかと尋ねられると、小松代表は次のように語った。

「正直知らなかったです。アルピーヌで何が起きようと、それは私とは関係ないことです」

「オークス代表と以前話した時には、彼はエステバンがポストシーズンテストでハースのマシンで走れることを喜んでいました。それ以来何も変わっていません」

「だから何かが変わったのなら、私に連絡が来るだろうと思っていました。でも、そういう連絡はなかったです。彼は約束してくれていたので、それで十分でした」

 アブダビGPを走れなくなったことは、オコンにとっては歓迎すべき状況ではないだろう。そのため、オコンの来季に向けたモチベーションになるのではと見る向きもある。

 しかし小松代表は、オコンのモチベーションに関しては、そもそも疑いの余地はないと語る。

「彼はとにかく、常にモチベーションに溢れていたと思います」

 そう小松代表は語った。

「それが彼と契約した大きな理由のひとつです。彼は本当に意志の強い性格で、仕事に対する姿勢も常に良いです。マシンが十分に速いかどうかは関係ありません」

「今シーズンの初め、アルピーヌの調子がまったく上がらなかった時でも、彼はチームを鼓舞し、前進させるために懸命に努力していたと思います。それは本当に尊敬しています。ですから。モチベーションが彼にとっての問題となったことは一度もないと思います」

 ただアルピーヌは、コンストラクターズランキング6位の座をハースやRBと争っている状況。そんな中でルーキーであるドゥーハンを起用するのは、大きなリスクであるようにも見える。これについて尋ねられた小松代表は、次のように語った。

「私なら、そういうことはしないでしょうね。彼らが何をしようと、私には関係ありません」

「私は彼らの行動についてコメントするためにここにいるわけではないです。彼らには、彼らなりの理由があるんでしょう。ですから、私が何かを言う立場にはありません」

 

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