ハミルトンが”受けたペナルティ”から学んだこと「もう同じようなことは起きない」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、2020年シーズン中に複数のペナルティを受け、勝利を逃した。しかし今後同様のペナルティを受けることはないだろうと語った。

ハミルトンが”受けたペナルティ”から学んだこと「もう同じようなことは起きない」

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、2020年シーズンのドライバーズタイトルを獲得したが、その一方でレース中にペナルティを受けたレースも複数あった。

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 そのひとつはオーストリアGPでのことだった。ハミルトンはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンと接触したことで5秒のタイム加算ペナルティを受け、2位から4位に降格することになった。

 イタリアGPでも、ハミルトンはペナルティを科された。ハミルトンは閉鎖されているピットレーンに進入してしまったため、10秒のストップ&ゴーペナルティを受けたのだ。これでハミルトンは、首位を走行していたものの最後尾まで落ち、7位でフィニッシュするのが精一杯だった。

 またロシアGPでは、レース前に許されていない場所でスタート練習を行なったとして、2回の5秒加算ペナルティを受けることになった。このペナルティを受けたことによって、ハミルトンは憤慨。「僕を何らかの形で止めようとしている」、ペナルティは「馬鹿げている」と、スチュワードを口撃したのだ。

 ハミルトンはこの発言について、後に”瞬間的に熱くなっていた”際のモノだったと認め、スチュワードとの間での信頼関係は高まっていると語った。

「結局のところは、人は瞬間的に熱くなった中で何かを言う」

 そうハミルトンは語る。

「潮目に逆らって泳いでいると感じる時、そういうのは人間として普通の反応だと思う。振り返ってみると、違う行動を取ることもできたと考えている」

「僕らは成長したと思う。今年はスポーツとしても、我々が踏んだステップとしても、多くの成長があったように思う」

「僕自身、僕の経験値として、FIAとスチュワードのおかげで、僕らの間の尊敬の念と理解が高まっていると思う。スチュワードに会うことは滅多にないけどね」

 これらのペナルティを受けたにもかかわらず、ハミルトンは今季のドライバーズタイトルを獲得した。しかしペナルティを受けたレースは、今季勝てなかった6レースのうちの3レースである。

 ハミルトンは、科されたペナルティが必要なものだったとは、今も考えられないと語ったが、「ペナルティがどうあるべきかということを考えるのは、僕の仕事じゃない」とも認めた。

「僕はそれらのことから教訓を学んだ。そういうことによって、僕を捕らえるlことはもうできないだろう。それは確かだ」

 そうハミルトンは語った。

「僕は前に進むために、用心深く、そして勤勉でなければならない」

「当然のことながら、アスリートとして、僕はギリギリのところを見極めようとしている。常に余計な何かを削り取ろうとしているんだ。それは限界値の上下の、微妙な境界線なんだ」

「限界を超えていたのなら、問題はない。僕はこれらのことから学んだ。だからそういうことはもう二度と起きないだろう」

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
執筆者 Luke Smith