「レッドブルは速すぎた」ハミルトン、全力でも敵わず……決勝ではメルセデス2台総力戦で打倒目指す
メルセデスのルイス・ハミルトンは、2番手に終わったF1バーレーンGPの予選を振り返り、できることはやったが、レッドブルは速すぎたと語った。
Lewis Hamilton, Mercedes W12
Mark Sutton / Motorsport Images
F1開幕戦バーレーンGPの予選では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な速さを見せてポールポジションを獲得。メルセデスのルイス・ハミルトンに0.388秒もの差をつけた。
予選ではフェルスタッペンの前に完敗という形になったハミルトンは、できる限りのことはしたものの、レッドブルは速すぎたと語った。
メルセデスはシーズン開幕前のテストの段階で、信頼性や安定性に問題を抱えた。開幕戦までにはかなり改善できたものの、レッドブルに太刀打ちする術はなかったとハミルトンは振り返る。
「マックスおめでとう。彼はとても良い仕事をした。最後の1周は本当に速かった」
ハミルトンは予選終了直後にそう語った。
「僕は持っている全てを出し尽くした。残念だけど、それでも十分じゃなかった」
ハミルトンは、テスト以降チームが果たしてきた前進を称賛しつつも、まだまだすべきことがあると語る。
「どんな時だって、まだまだやることが残っているものだ。でも今回は僕ができるベストを尽くした。それは間違いないよ」
「マシンが持っている全てのモノを引き出したと思う」
「チームは、テストからここに来るまで本当に良い仕事をしたと思う。ファクトリーのスタッフは、本当に良い仕事をしてくれた。空力分析の専門家であるキム(スティーブンス)は、レッドブルに近付くために必要がある部分について、素晴らしい情報を提供してくれた」
「テストではかなり遅れていたと思うから、かなり近付くことができた。よかったと思うよ」
チームメイトのバルテリ・ボッタスは、予選Q3で新品のソフトタイヤを1セットしか使えなかったため、それに足を引っ張られる形となった。しかしレースでは、フェルスタッペンとハミルトンと勝負できると考えているようだ。
「それほど悪くはなかったけど、僕らが求めていたようなポジションじゃなかった」
そうボッタスは語る。
「しかし、少なくとも3番手からスタートできる。そのポジションなら何でもできるし、本当に重要なのは明日なんだ」
「そしてもちろん、マックスに対して僕らは2台で挑むことができる。だから、協力して何か良いことができると確信しているよ」
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