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ハミルトン、予選後の大ブーイングもノーダメージ? 「こんな素晴らしい気持ち初めて!」

ルイス・ハミルトンはF1ハンガリーGPの予選後に向けられたブーイングについて、自身を奮い立たせる“燃料”にすぎないと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W12

写真:: LAT Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ハンガリーGP予選で第4戦スペインGP以来のポールポジションを獲得する活躍を見せた。しかし彼には予選後、観客からブーイングが寄せられる事態となった。

 ハンガリーGP予選Q3の終盤は、この時点でトップタイムを記録していたハミルトンが、レッドブル勢の前の位置でコースイン。アウトラップは非常にゆったりとした走りをしたことで、マックス・フェルスタッペンはギリギリでアタックを実施できたが、セルジオ・ペレスは時間切れでアタックできなかった。

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 このハミルトンの行為に対してのものだったのか、それとも前戦イギリスGPで起きたクラッシュが影響しているのかは定かではないが、彼がパルクフェルメでマシンを降りて以降、インタビューを受けている際にも客席から激しいブーイングが寄せられた。

「今週末、バルテリ(ボッタス/チームメイト)を含めてチームの皆は素晴らしいチームワークを見せて、マシンを改善していった」

「ファクトリーのスタッフたちは、ひとつも手を抜かずに頑張ってくれた。皆が協力して前進していくのを目にするのは、素晴らしいことだ。素晴らしいサポートに感謝している」

 そうハミルトンは予選後に語った。一方で寄せられたブーイングについては気にする素振りを見せず、むしろ奮い立たせるモノだとしている。

「正直に言って、ブーイングを受けてこんなに素晴らしい気持ちになったことはない。それどころか奮い立たせてくれるよ。だから(ブーイングは)全く気にしていない」 

 予選ではハミルトンとボッタスがフロントロウを確保し、レッドブル勢は2列目に並んだ。決勝ではレッドブルがソフトタイヤスタートとなっているが、ハミルトンはソフトタイヤにはスタートからターン1までにある程度のアドバンテージがあると考えている。

「ソフトタイヤはターン1までの道のりで5メートルくらいの価値があると思っている」

「僕の後ろに並んだライバル、そしてトップ10の殆どがソフトタイヤなのには驚かされた。どうなるか様子を見てみよう」

「(フロントロウを)独占できたのはチームにとって間違いなく素晴らしいことだ。すごく久しぶりのことだし、ファクトリーの皆にはとても感謝している」

「日曜日は天気が崩れないことを願っている。晴天で安全になるといいね」

 

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