ハミルトンの“プロジェクト44”とは? 新たなメディアタレントマネージャーと仕事を開始

7度のF1世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンが、著名なメディアタレントマネージャーであるペニー・ソウとパートナー契約を結んだことがmotorsport.comの取材で明らかとなった。

ハミルトンの“プロジェクト44”とは? 新たなメディアタレントマネージャーと仕事を開始

 メルセデスと共に8度目のF1世界チャンピオン獲得を目指すルイス・ハミルトンが、新たに著名なメディアタレントマネージャーであるペニー・ソウと、ハミルトンのマネジメント会社『プロジェクト44』に関わるパートナー契約を結んだことがmotorsport.comの取材で明らかとなった。

 最近ではプロジェクト44を通じ、イギリスのモータースポーツ界における黒人の地位向上を目的とした『ハミルトン委員会』が創設され、電動SUVによる選手権『エクストリームE』を戦うハミルトンの『X44』チームの立ち上げも行なわれた。

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 ハミルトンがF1でのキャリアに専念する間、ソウは彼のレースキャリアや慈善活動、起業、エンターテイメント活動に協力し、プロジェクト44を支えていくことになる。

「ルイスは今後数年間に渡りレース活動に専念するが、(ソウとの)パートナーシップを通じて、より長期的なビジネス構築や成長が可能になる」とプロジェクト44の関係者は述べている。

 カナダ生まれ、ニューヨーク在住のソウは、エンターテイメントやメディア、ファッション、スポーツ、テクノロジー、慈善活動を専門とする投資・人材アドバイス企業『カッパー』の創設者兼CEOを務めている。

Penni Thow, Sports and Media Talent manager

Penni Thow, Sports and Media Talent manager

Photo by: Sam Wallander

 カッパー設立前、彼女は副社長として音楽レーベル『SBプロダクツ』の社の設立に尽力した経歴を持つ。ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァートなどのマネージャーを務め、SBプロダクツのCEOでありアメリカ音楽界の巨匠とも言われるスクーター・ブラウンと仕事をしていた。

 SBプロダクツは先日、ブラウンが持つ『イサカ・ホールディングス』と共にBTSなどのアーティストを輩出した韓国の芸能プロダクション『HYBE』に10億ドル(約1000億円)で売却された。

 ソウは、アリアナ・グランデによって開催された『ワン・ラブ・マンチェスター』慈善コンサートの立ち上げ支援も行なっている。2017年にロンドン・マンチェスターで起きたテロ事件を受け開催された当コンサートでは、イギリス赤十字社のために1700万ポンド(約2億6000万円)を超える寄付金を集めることに成功した。

 また、2013年の台風『ハイエン』の被害に対する支援金を募ったジャスティン・ビーバーの『ギブ・バック・フィリピン』キャンペーンを主導したことでも知られており、アメリカ人モデルのカーリー・クロスの非営利団体『コード・ウィズ・クロシー』設立にも関わった。当団体では、13歳から18歳の女性にコンピュータープログラミングを教える2週間のサマーキャンプを無償で開催している。

 今回のプロジェクト44の体制変更は、ハミルトンと長年の友人であり1993年の英国F3チャンピオンであるマーク・ハインズがマネージメントチームを離脱したことに伴うものだ。2021シーズンを前にハインズはチームを離れたが、友好的な関係解消であるという。

 

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