ハミルトン、バンプには苦しむもパフォーマンスには好印象「それほど離されているようには感じない」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アメリカGPの金曜フリー走行を通じて、路面のバンプがひどいフィーリングだったと語った。
メルセデスのルイス・ハミルトンはF1アメリカGPのFP1を3番手、FP2を8番手で終えたが、路面のバンプにはかなり苦労したようだ。
メルセデスは2022年シーズン序盤からマシンのポーパシングやバウンドに悩まされたが、クルマのアップデートでこの問題を改善してきた。
一方で、アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)はバンプが過去にも問題となったサーキットだ。地盤の沈下によって問題は悪化しており、特に同サーキットでレースをしたMotoGPのライダーたちからは不満が噴出した。
昨年冬にCOTAの路面再舗装が行なわれたものの、今回のフリー走行でもターン1へのブレーキングで多くのマシンがバウンドするのが確認された。
FP2終了後にメルセデスマシンのバンプの感触を聞かれたハミルトンは「ひどい」と言い、それから笑い出した。
「オーマイゴッドって感じだよ」
「モントリオール(カナダGP)の後にここに来て、昨年のクルマに乗ったんだけど、すごく良かったよ! 降りた時は満面の笑顔だったのを覚えている。とてもスムーズで、ダウンフォースもパワーもあった」
「今年はバイオ燃料の影響でパワーが落ちて、クルマ(の足回り)も硬くなってしまった。いまこのクルマに乗ると……」
「幸い僕はあまり詰め物をしていないけど、もしもしていたら今季中に全部取れていたかもしれない。かなりバンピーだからね」
「来年はバンピーじゃないマシンを本当に望んでいるよ」
メルセデスはフロントウイングの変更やリヤウイングのエンドプレート、フロアのアップデートなど、今季最後となるアップデートパッケージをアメリカGPに持ち込んでいる。
FP2では2023年に向けたピレリタイヤのテストが主に行なわれ、アップデートの効果はタイムシートからはほとんど見えなかったものの、ハミルトンはマシンの全体的なパフォーマンスに勇気づけられたという。
「すべてが計画通りだった」とハミルトンは語った。
「今日はマシンがひとつにまとまっていて、まあまあ良かったし、マシンの改善も確かに感じられた。明らかに(FP2は)パフォーマンスの面で少し無駄なセッションだったけど、FP1はかなり良かった」
「今夜はいくつか変更を加えたいし、明日には正確な順位が分かるだろう。みんなからそれほど離されているようには感じないよ」
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