フェラーリ、弱点はセクター2か。ハミルトン「もっとダウンフォースが欲しいけど、そうするとストレートがね」
ルイス・ハミルトンは、スパでのFP2がフェラーリの真のポテンシャルを反映した結果だと考えており、現状セクター2が弱点となっているという。
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPのFP1で2番手と上位争いに加わったものの、FP2では0.747秒差をつけられ4番手。より厳しい現実が浮き彫りになった。ハミルトンは午後の結果について「より現実的な勢力図だった」と認めるとともに、SF-26最大の課題がスパ・フランコルシャンの第2セクターにあると指摘した。
FP1では好調そうに見えたフェラーリだったが、メルセデスとマクラーレンがさらにパフォーマンスを上げ、フェラーリは後退。エンジン性能の不利を最も補えると考えられていたテクニカルな第2セクターで、予想以上に苦戦することになった。
「FP1は予想より少し良かった。でもFP2ではみんながさらに一歩前進した。あれが、おそらく今の本当の勢力図なんだと思う」とハミルトンは語った。
「全体的にマシンのフィーリングは悪くない。ただ、第2セクターで少し足りない。だから、その原因を探っているところだ」
ハミルトンは問題はマシン全体のバランスではないと考えている。ベースとなるセットアップには満足している一方で、空力面で妥協を強いられており、その最適解をまだ見つけられていないと彼は分析している。
「どうやらダウンフォースに関係する問題だと思う。マシン全体のバランスはいい。もちろん、もっとダウンフォースは欲しい。でもそうするとストレートスピードも必要になる」
「今夜すべてを詳しく分析して、第2セクターを改善しつつ、ストレートでの速さを失わない方法を見つけたい」
ハミルトンは、エネルギーマネジメントと最高速が重要になるスパでは、依然としてメルセデスが最も強力なライバルだという。
「メルセデスが依然として倒すべき相手だ。今年ずっとそうだった。これだけストレートが長いサーキットなら、彼らがこれほど速いのも当然だ」
一方で、ハミルトンはマクラーレンへの警戒も強めている。
「マクラーレンも非常に良さそうだ。特に高速コーナーや中速コーナーではとても競争力がある」
それでもハミルトンは、大幅なセットアップ変更は必要ないと考えている。すでに適切なセットアップの範囲には入っているため、一晩かけたシミュレーション作業によって不足しているコンマ数秒を見つけられるはずだという。
「セットアップはほぼあるべき状態にあると思う。今夜シミュレーションを見直して、明日はもう一歩前進できることを期待している。マシンをもう少し最適化できればいいね」
最後にハミルトンは、スパへの愛着を改めて口にしつつも、2026年型パワーユニットの制約について皮肉を交えて締めくくった。
「スパは今でも素晴らしいサーキットだ。残念なのは、ストレートに入るとパワーユニットのエネルギーが尽きてしまうことだけだ」
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