ハミルトン、まさかの新型コロナウイルス感染に衝撃「みんなも気をつけて……」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスに感染したことでF1第16戦サクヒールGPを欠場することに「打ちのめされている」と語った。
メルセデスのルイス・ハミルトンは11月30日(月)に受けた検査で新型コロナウイルス陽性だと診断され、週末にバーレーンで開催されるF1第16戦サクヒールGPを欠場することになった。
メルセデスは”近日中に”彼の後任を発表する予定だという。
2007年にF1デビューを果たして以降、ハミルトンがレースを欠場するのはこれが初めてとなる。また、新型コロナウイルスで今季のレースを欠場したのは、レーシングポイントのセルジオ・ペレス、ランス・ストロールに次ぎ3人目だ。
ハミルトンがどうウイルスに感染したのかは明らかにされていないが、彼はシーズンを通してFIAの厳格な感染拡大防止プロトコルを逸脱していないと理解されている。
トルコGP後、ハミルトンは通常通りモナコの自宅に戻り、バーレーンGPを前にドバイへと発った。ドバイでは、渡航前に検査を受け、陰性判定を受けた家族と一緒に過ごしたり、個人的にイベントに参加したりしたようだ。
ドバイからバーレーンに向けて出発したハミルトンは、その後3度の検査を受けたものの、診断は全て陰性だった。しかし月曜日の朝に軽い症状を自覚し、検査を受けた結果、陽性だと診断されたのだ。
ハミルトンはソーシャルメディアに投稿し、レースを欠場することについての悲しみを表現したが、症状が軽いことには感謝している。
「今週末のレースに出られないことに打ちのめされている」
「6月にシーズンがスタートして以来、チームと僕は出来る限りの予防策を講じ、安全を保つためにあらゆるところでレギュレーションに従ってきた」
「残念なことに、先週3つの陰性結果が出たにも関わらず、昨日の朝は目が覚めて軽い症状があった。追加の検査を要求したところ、陽性になってしまった。そして僕はすぐに10日間の自己隔離に入った」
「今週末のレースに出られないのは残念だけど、他の人を守るためにプロトコルとアドバイスに従うことが最優先だ」
「症状が軽く気分が良いのは本当にラッキーだ。健康でいられるようにベストを尽くすよ」
「どうか体調管理に気をつけて過ごしてほしい。用心に越したことはない。今は誰にとっても心配な時期だ。僕たちは自分自身とお互いのことを気をつけなくてはいけない。前向きでいよう」
ハミルトンが2週間後にアブダビで行なわれるシーズン最終戦で復帰できるかどうかは不透明だ。ハミルトンは来週の木曜日までの10日間、自己隔離を余儀なくされている。アブダビGPの走行初日にあたる12月11日(金)にパドックに入るためには、自己隔離明けすぐに検査を受け、結果が陰性でならなくてはいけない。
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