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「タイヤを節約していた」ハミルトン、ペース低下も実はコントロール? 

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「タイヤを節約していた」ハミルトン、ペース低下も実はコントロール? 
執筆:
2019/03/29 2:59

ルイス・ハミルトンはオーストラリアGPでのペース低下は終盤に向けたタイヤの節約だったと話している。

 開幕戦オーストラリアGPではペースが上がらず、チームメイトのバルテリ・ボッタスの独走を許してしまったルイス・ハミルトン。原因はマシンのフロアダメージだと指摘されているが、彼はそれだけではないと考えているようだ。

 オーストラリアGP終了後にメルセデスが公開したビデオの中で、ストラテジストのジェームズ・ボウルズはハミルトンのマシンフロアに発見された損傷について、“いくつかの縁石をレース中に乗り越えているうちに”負った物だと説明していた。

 しかし、ハミルトンはそれが真相だとは考えていない。

「パフォーマンスの低下は4周目からだった」

「それは縁石によるダメージだという仮説もあるが、僕は今までよりも多くの縁石には乗っていないんだ」

「だから、最もそれらしいのは“破片”だ。他のマシンの失ったパーツなんだ」

「全ては推測だ。僕は何もミスは犯していないし、インシデントを起こすような場所を走ってもいない。だが大きなパフォーマンスの低下があった」

 ハミルトンはまた故意にペースを遅くすることで、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をマックス・フェルスタッペン(レッドブル)からのアタックに晒されやすい状況にしていたという疑いを否定した。

「(そうした事をしようと)計画したことは無い。僕は自分のレースに集中しているんだ。ベッテルのことまでは考えていないよ」

「当然彼を後ろに留めておきたいと思っていたけど、まだ長い距離が残っていることも分かっていた。僕よりも1周速く彼がピットインしたことで、僕らは最後まで同じ状況だと理解したんだ」

「僕は長期的に考えを巡らせていたこともあって、レースの終盤に接近してくるライバルに対してポジションを守ることができた。彼が本当はどう思っていたのかは分からない。ただ、彼のタイヤは劇的に劣化していたようだね」

 ハミルトンは自らのチームでさえ彼がペースを上げていた時に使用していた作戦を完全には理解していなかった、と語っている。

「エンジニアは少し心配しているだけだ。彼らは何が起こっているのかを常に正確に知る事はできないからだ。前回のレースでは、エンジニアは僕がタイヤをセーブしていたことは知らなかった」

「彼らはペースが低下していると考えていた。これは世間的な考えでもある。だけど僕はタイヤと燃料を節約して、終盤に向けてプッシュするのに十分な事を確認していたんだ。それがポジションを維持してフィニッシュするために必要な事だった」

「(トップに追いつくために)それ以上できなかったし、それ以上する必要もなかったんだ」

 
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執筆者 Adam Cooper