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かつての輝きはどこに……予選でラッセルに敗れたハミルトン、W14を手懐けられず途方に暮れる「何をやっても自信が持てない」

ルイス・ハミルトンはF1サウジアラビアGP予選を終えて、メルセデスW14に対して自信を持てておらず、マシンとの一体感を感じられないと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1第2戦サウジアラビアGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番手に終わった。彼は自信を持ってマシンを走らせることができていないようだ。

 開幕からマシンに手を焼いている感のあるメルセデスだが、今回の予選ではハミルトンが8番手に終わった一方でジョージ・ラッセルは4番手に。なお、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のペナルティにより、決勝でふたりはひとつずつグリッドポジションが繰り上がることとなる。

 ラッセルのパフォーマンスは自信になるかと問われたハミルトンは、次のように答えた。

「もちろん、ジョージは良い仕事をしたと思う。彼にとっては素晴らしい結果だし、僕とは違う場所にマシンを持っていくことができた」

「僕はマシンのパフォーマンスを引き出すことに苦しんでいる。そこは僕の問題だ。僕のセットアップでは、高速域で少しマシンが不安定になるんだ」

 またハミルトンは、金曜日に新しいパーツを試していたラッセルとはセットアップに関する意見が分かれたことを認めた。

「少し違っているんだ」

「ひとつだけ違うことをしていたんだけど、明日は大丈夫だと思う。そう願っている」

 レースでの巻き返しをどのくらい期待しているかと問われたハミルトンは「あまり期待しない方がいいと思うけどね!」と冗談めかして話す。

「マシンにはパフォーマンスがあると思うけど、僕はマシンと一体になっている感じがしないんだ。何をやっても、何を変えても、自信を持てない。途方に暮れている状態だ」

 昨年に続いて苦しいシーズンとなっているハミルトン。メルセデスのトト・ウルフ代表は先日、ハミルトンが2年続けて苦戦していることから、彼が別の道を模索してもそれは理解できると話していた。しかし当の本人は今の仕事に集中していると訴えた。

「僕はそういったことは考えていない」とハミルトンは言う。

「このチームが好きだし、このチームで共に歩んでくれたみんなに感謝している。他の場所にいることは想像できないし、自分が引退するようにも思えない」

「僕は忍耐強く、チームと協力して良い位置に戻れるよう頑張っている。今言えることはそれだけ。僕はどこにも行かない」

 またハミルトンは共に二人三脚で歩んできたフィジオのアンジェラ・カレンがチームから離れたことについて、彼女とは今も良好な関係を築いていると語った。

「僕とアンジーはとても良い関係だ。彼女は人生の次のステージに進んだけど、今もとても仲が良い。毎日連絡をとっている」

「これまで彼女が近くにいてくれたことにとても感謝している。これからも親友のひとりであり続ける」

 
 
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