「直線の差を埋めるのは難しい」……ハミルトン、フェラーリの“強力な”パワーを評価

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「直線の差を埋めるのは難しい」……ハミルトン、フェラーリの“強力な”パワーを評価
執筆:
2019/04/13 4:41

ルイス・ハミルトンは、メルセデスがフェラーリの示した“直線スピード”というアドバンテージにすぐに追いつく事は難しいという認識を示した。

 メルセデスは2019年シーズンの序盤2戦をワンツーフィニッシュで終えている。オーストラリアGPではバルテリ・ボッタスが、バーレーンGPではシャルル・ルクレール(フェラーリ)のPUに発生した問題によってハミルトンが勝利を収めた。

 しかしながら、メルセデスはフェラーリが持つ直線スピードのアドバンテージを警戒しており、中国GPでの懸念材料としてチェックしている。

 こうしたエンジンの差は、シャシー側よりも追いつくことが難しいのかをハミルトンに尋ねると、彼はこう答えている。

「それはそうだろうと思うよ」

「エンジン側のリスクを取らずに大きな結果を得ようとするのは、とても、とても難しい物だ。特に最近のレギュレーションではね。(一足とびの結果を)実現するのは難しいんだ」

「多分、いくつかの物事の組み合わせなんだと思う。直線スピードのギャップを埋めるのは、そんなに早くは出来ないだろう」

 F1が2014年からV型6気筒ターボハイブリッドエンジン(PU)の時代に突入して以来、メルセデスはF1を支配し、毎シーズンタイトルを獲得してきた。フェラーリも過去2年に渡り、優勝常連のパッケージを開発してきたが、メルセデスは今のフェラーリのパッケージは、さらに研ぎ澄まされていると考えているようだ。

 メルセデス側は、バーレーンGPで直線でフェラーリが持っていたアドバンテージをコンマ数秒と見積もっている。ただ、当然ダウンフォースレベルがどの程度影響を与えていたかについては注意している。

「正直に言って、直線では大きな差があるように思える」

 ボッタスはフェラーリとの差をそう語っている。

「それがバーレーンでの状況だ。だけど、たった一箇所のトラックだし、ダウンフォースレベルの違いによって、直線スピードは大きく影響を受けてしまう」

「1シーズン中に、エンジンのパワーから0.4秒を稼ぐのはとても難しい。僕らはできる限り懸命に取り組むけれど、それ以外の部分でまだマシンは改善できる事を忘れちゃいけない」

「まだシーズンは始まったばかりだし、特に新しいレギュレーションのもとでは、マシンパフォーマンスはかなり改善の余地があるはずだ」

 チーム代表のトト・ウルフもまた、バーレーンでのフェラーリに対して、ダウンフォースレベルが大きな要因に成りうるという事には同意している。

「(バーレーンの)直線では強力なエンジンパワーがあったようだが、それが常にエンジンのパワーによる訳ではない」

「ドラッグの程度はそうした計算において重要な役割を果たしている。そこが、我々の評価する必要のある部分だ。(中国GP初日の)FP1ではセバスチャン(ベッテル)がストレートスピードを示していたが、つまりはそういうことなのだろう」

「我々はシャシー側、PU側からパフォーマンスを引き出して戦っていく必要があるんだ。(フェラーリのような)ベンチマークがあることはモチベーションの助けになるよ」

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執筆者 Scott Mitchell
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