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ハミルトン、赤旗中の追い越し違反もペナルティ逃れる。迅速な減速をスチュワード考慮

メルセデスのルイス・ハミルトンはF1最終戦アブダビGPで赤旗中の追い越しがあったため審議対象となっていたが、最終的にグリッド降格などのペナルティは避けることができた。

Lewis Hamilton, Mercedes W13

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ヤス・マリーナ・サーキットで開催されているF1最終戦アブダビGP。フリー走行中の赤旗追い越し違反で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は審議が行なわれたが、ペナルティは免れることができた。

 グランプリ2日目のFP3では、セッション中盤にピエール・ガスリー(アルファタウリ)の右フロントタイヤがパンクし、コース上にパーツが残されてしてしまったことから赤旗となり、セッションが中断された。

 そして、赤旗が出た直後にハミルトンはランド・ノリス(マクラーレン)とケビン・マグヌッセン(ハース)を追い抜いてしまっていたため、審議対象となったのだ。

 こうした違反には通常、グリッド降格などのペナルティが発生する。しかしスチュワードはハミルトンとの話し合いや、マシンのデータを分析した結果、彼が安全に減速するためにできる限りのことを行なっていたと認め、ペナルティを与えることはなかった。

 マシンのデータによると、ハミルトンは赤旗が表示されるとすぐにスロットルから足を離し、しっかりとブレーキをかけた。ただ、当時のハミルトンはアタックラップに入っていたこともあり、マグヌッセン達とはまだ時速162kmもの速度差があったのだ。

 スチュワードはそうした点を考慮し、赤旗中の追い抜きは違反ではあるもののペナルティは科さないと決定した。声明には、次のように記されている。

「44号車(ハミルトン)は赤旗の最初の表示を受け、可及的速やかに安全な方法で速度を落とそうとしており、レギュレーションを守るために全ての行動をとった。それが我々の結論だ」

「このケースでは、20号車(マグヌッセン)をオーバーテイクしてしまうのは避けられなかったため、スチュワードはペナルティを科さないことを決定した」

 なお2021年のオランダGPでも同様の事例がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にも発生し、その際もスチュワードはペナルティを科さない決定を下している。

 ハミルトンは今シーズン、メルセデスのマシン開発が失敗したこともあり、ここまで未勝利。彼は2007年のF1デビュー以来、毎年勝利してきたが、記録が途絶える危機に瀕している。

 アブダビGPが記録継続のためのラストチャンスとなるが、ハミルトンは予選で5番手。レッドブルとフェラーリの後方からのスタートとなってしまった。

 
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