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脳裏をよぎる昨年の“悪夢”……イタリアGP予選の大渋滞を危惧するドライバーたち

ルイス・ハミルトンは、昨年のイタリアGP予選での“悪夢のような”トラフィックが再び発生することを恐れている。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11, Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01, and Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C39

Steven Tee / Motorsport Images

 超高速のモンツァ・サーキットで行なわれるF1イタリアGP。昨年の予選では珍事が発生した。

 コースの大半がストレートで構成されているモンツァでは、前を走るドライバーのスリップストリームに入ることで得るアドバンテージ、いわゆる“トウ”を使いながら走る方が、直線スピードが伸びるため断然有利である。そのため、昨年の予選Q3の最終アタックでは、トップ10のドライバーたちがトウを使えない先頭に立つことを嫌ってお互いに牽制し合い、さらにお互いの間隔を確保しようとしてノロノロとスロー走行するという異様な光景が見られた。そしてその結果、マクラーレンのカルロス・サインツJr.以外は全員、タイム計測に間に合わなかった。

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 FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシは今回のイタリアGPに向けて、スロー走行に関しての警告を出した。予選、そして予選シミュレーションが行なわれるであろうFP3では、アウトラップの目標タイムを示し、ドライバーたちが一定以上の速度で走行するよう促した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、モンツァでの予選アタックについて次のように語った。

「前から難しいし、昨年は最後のアタックすらまともにできなかった」

「面白いことになるだろうね。アウトラップでは最低限このタイムで通過しないといけないというものが設定されるらしいけど、おかげでうまくいくんじゃないかな」

「ただ、それでも最終コーナーは悪夢のような状況になるだろうね。みんながギャップを作ろうとするけど、大変だろうね」

 モンツァでのスロー走行は、既にフリー走行の段階から散見されていた。マクラーレンのランド・ノリスは、動きの遅いドライバーに不満を感じていたドライバーのひとりだ。

「(アタックラップでは)集団の一番前にはいたくない訳だから、昨年と同じような状況になると思うよ」とノリスは語る。

「見ている分にはワクワクするけど、難しいことになるだろう。僕たちは既にF3やF2で見てきた。それと似たようなことが起こるだろうね」

「ここではスリップストリームがかなり有効だから、みんなそれを使いたくて良い位置につけようとする。でも同時に、近付き過ぎてアンダーステアになったり、中盤セクターで問題が起きないようにしないといけないから難しい」

「特に今年のF1マシンでは難しいね。昨年よりもさらに難しくなっているから、どうなるかやってみないと分からない」

 

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