ハミルトン、ファンに”同情”。フェルスタッペンの戴冠は早すぎ?「僕も経験があるけど……」

ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンがシンガポールGPでチャンピオンを獲得する可能性があることを考えると、F1のファンに対して「同情する」と語った。

ハミルトン、ファンに”同情”。フェルスタッペンの戴冠は早すぎ?「僕も経験があるけど……」
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 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPで戴冠のチャンスを迎えている。フェルスタッペンが優勝し、ファステストラップを確保した場合、シャルル・ルクレールが9位以下、チームメイトのセルジオ・ペレスが5位以下であれば、フェルスタッペンがタイトルを獲得することになる。

 フェルスタッペンが2位以下に終わった場合、タイトル争いは次戦日本GPに持ち越されるが、そこでの戴冠は避けられないだろう。

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 チャンピオン獲得の最短記録はミハエル・シューマッハーが持っており、2002年に5レースを残してタイトルを獲得している。1シーズンのレース数にも変化があるため単純比較はできないものの、フェルスタッペンがシンガポールGPでチャンピオンを獲得すれば、この記録に並ぶことになる。

 これまで、3レースを残してタイトルを獲得した経験が2度あるルイス・ハミルトン(メルセデス)は、フェルスタッペンがこんなに早くチャンピオンになってしまったら「ファンに同情する」と語った。

 木曜日にシンガポールで、ハミルトンは次のように語った。

「(フェルスタッペンがタイトルを連覇することについて)僕としてはあまり考えていないよ」

「間違いなく、ファンのことを思っている。昨年は(タイトル争いが)ギリギリのところまでいったから、みんなにとって、そして僕らにとっても強烈だった」

「シーズンが早く終わってしまうのは決して良いことではない。例え自分がメキシコのような場所で、早くチャンピオンを獲得した経験があってもね。一個人としてはそれは素晴らしいことだけど、実際にスポーツとしてはスペクタクルなことではないんだ」

「ラスト17秒で決まった2008年のような経験をしていることに、本当に感謝している。言うまでもなく昨年もそうだ。将来的には、もう少し良くなることを期待したいね」

 フェルスタッペンの独走は、メルセデスが今季苦戦していることも一因として挙げられるだろう。自身の今シーズンについて、ハミルトンは次のように話した。

「僕にとっては、まだ挑戦を楽しんでいるし、人間関係や集中力という点で、チーム内の強さと成長を誇りに思っているんだ」

「チームのみんなが一生懸命働いているのを見るのは、僕にとって最も刺激的なことだ」

「日曜日の夜にはレーストラックから飛行機に乗って、月曜日にはオフィスに来て、解決策を考え、暗号を解こうとする」

「今季のレースは本当に容赦がない。みんな休みを楽しみにしているんだよ」

 
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