ハミルトン、セナに並ぶ8度目のモナコ表彰台。好調で自信復活「今は自分が何者なのかをみんなに思い出させる時期」
フェラーリのルイス・ハミルトンは、モナコGPで8度目の表彰台を獲得。アイルトン・セナの記録に並んだ。
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1モナコGPで2位を獲得。モナコでの表彰台獲得回数で自身の偉大なアイドルであるアイルトン・セナに並んだ。
この結果を受けて、彼は自身のキャリアについて印象的な発言をした。レース後、彼は再び自らの実力を証明しなければならない時期が来ていると語ったのだ。
「今は自分が何者なのかを人々に思い出させる時期だと感じている」
「昨年はファンたちが僕にそれを思い出させてくれた。今は毎週末、サーキットで自分が何者なのかを示さなければならない」
ハミルトンは昨年、フェラーリ加入初年度に苦戦を強いられたが、今年は再びトップ争いに加わっている。2戦連続で2位表彰台を獲得したことで、現在ランキング2番手につけている。
「自分が選手権2位だなんて、ほとんど信じられないよ」とハミルトンは笑った。
「でも本当に感謝している。苦しい時期を経て、チームの中に再び情熱が見えるようになった。そして僕自身や、僕を獲得したという決断への信頼も感じている」
写真: Dom Gibbons / Formula 1 via Getty Images
それでもハミルトンは今の勢力図について現実的な見方を崩さなかった。モナコGPでは、セーフティカー明けのリスタート後にはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリにプレッシャーをかけようとしたものの、その後はアントネッリが離れていくのを見守るしかなかった。
「勝つことは考えていた」とハミルトンは認めた。
「リスタートではチャンスがあった。でもその後、彼らがどれほどのパフォーマンスを持っているのかを本当に理解した。それは別次元だった」
また、彼はフェラーリが短期間でその差を埋めることは難しいとも考えている。今後のレースを見据え、パワーユニット面での不利にも言及した。
「公表されている情報によれば、現時点で最も強力なエンジンはレッドブル、その次がメルセデスだ。そしてその後に僕たちが続いている」
「その差を縮めるための開発トークンはあるけれど、それは8~10ヵ月規模のプロジェクトになる」
それでも彼は満足感の方が大きい様子だった。5連勝を達成したアントネッリに対しても惜しみない賛辞を送った。
「彼は素晴らしい仕事をしている。まだ19歳なんだ。将来どれほどの可能性が待っているか想像してみてほしい。それを間近で見られるのは特権だよ」
そして自身にとっても、この2位には特別な意味があった。モナコでの表彰台回数でセナの8回に並んだだけでなく、自分が再び上位で戦うべき場所に戻ってきたと感じているからだ。
「子どもの頃にアイルトンのレースを見ていたことを覚えている。彼は今でも僕にとって最高のドライバーだ」
「そんな彼の記録に近づけただけでも、本当に特別なことなんだ」
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