ハミルトン、スパでのレッドブルの速さを警戒「いつもより接戦になりそうだ」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、ベルギーGPではレッドブル・ホンダの方がパフォーマンスの面で勝っていると考えており、初日を終えた後、チームには多くの宿題が残されていると語った。
Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11, Alex Albon, Red Bull Racing RB16
Mark Sutton / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGP初日のFP1をチームメイトのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手で終えた。しかし午後のFP2では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、そしてルノーのダニエル・リカルドに先行され3番手となった。
この結果についてハミルトンは、現時点ではレッドブルのマシンの方が優勢であると確信しており、チームとしてはそのパフォーマンスを前進させるため、多くの作業を行なわなければいけないと主張する。
「僕らの間の差は、非常に僅差だ」
ハミルトンはそう語った。
「でも現時点では、レッドブルの方が少し速いと思う。でもレーシングポイントでさえ僕らにとても近いし、ダニエル・リカルドだって非常に接近している」
「このことは、週末をよりエキサイティングなモノにしてくれる。僕らには、やるべきことがいくつかある。マシンをもう少し調整してみるつもりだ。しかしそれでも、フィーリングが悪いというわけではない」
ハミルトンは、シーズンが進むにつれ、グリッド上でのパフォーマンス差が縮まっていくのは当然の流れだと考えている。そのため、金曜日の結果には驚いていないようだ。
「マシンはレースごとに違う。ただ違うだけだ」
そうハミルトンは語る。
「挑むレースによっては、僕らが前に行くところもあれば、後退するところもあるだろう」
「今週末は今年の第7戦目だ。F1のシーズンが進んでいくにつれ、チーム間の差はますます近付いていく。僕らはすごく接近しているようだ。それは今週末、すでに示されている」
「そして僕らは、その理由を理解する必要がある。彼らが一歩前進したのか、それとも僕らが一歩後退してしまったのか……。それともコースレイアウトやダウンフォースレベルによるモノなのか……。それに取り組んでいく。しかし興味深いレースになりそうで、興奮しているよ」
一方でチームメイトのボッタスは、終日アンダーステアに苦労した。そしてスパ・フランコルシャンでは、他のサーキットでよりも苦戦していると認めた。
「すごく僅差になっているみたいだ」
そうボッタスは語った。
「これまでも金曜日には、他のチームのパフォーマンスが土曜日よりも良いのを目にしてきた。しかし今回は、これまでの中でも最も近いように見える」
「だから明日は、エキサイティングなことになると思う。そして僕らは、多くのことを改善できると確信している。でもそれは、他のライバル次第というところもある」
なおハミルトンやボッタスが警戒するレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、いつものグランプリと同じように、土曜日以降はメルセデス勢がパフォーマンスを大幅に上げてくるはずだと考えているようだ。
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