ハミルトン、F1サンパウロGP優勝後のウイニングラップでのシートベルト装着義務違反で約65万円の罰金

ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、F1サンパウロGP決勝レース終了後のスローダウンラップでシートベルトを外したことで罰金を科された。

ハミルトン、F1サンパウロGP優勝後のウイニングラップでのシートベルト装着義務違反で約65万円の罰金

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は10番手グリッドから決勝レースをで見事な追い上げを見せ、タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を抑えて優勝を飾った。しかし、チェッカー後のスローダウンラップでシートベルトを外したことでハミルトンには罰金が科された。

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 ハミルトンはスローダウンラップでコース脇に駆け寄ったマーシャルからブラジル国旗を受け取り、コックピットからそれを掲げ走った。表彰台にもその国旗を掲げ、サーキットに詰めかけたファンに敬意を表した。

 しかしスチュワードは、シートベルトに関するFIA国際スポーティングコードに記載されたルールに違反したとして、ハミルトンを召喚した。

 スチュワードによる審議の結果、ハミルトンには5000ユーロ(約65万円)の罰金が科され、さらに2万ユーロ(約260万円)が2022年シーズン末までの執行猶予となった。

「44号車のドライバーであるルイス・ハミルトンは、レース後のインラップでシートベルトを外した」とFIAスチュワードからの通達には記載されている。

「スチュワードは優勝を祝福したいという気持ちには同情しているものの、走行中にシートベルトを外す行為は元来安全とは言えない。遅い速度域でも、シートベルトをしていないドライバーにとっては非常に速いモノだと考えられる」

「加えて、F1ドライバーはジュニアカテゴリーの手本となる存在である。ジュニアカテゴリーのドライバーにとっては、すべてのマシンの安全装置を常に装着することの重要性を学ぶことが欠かせない」

 ハミルトンとメルセデスは、金曜日にもDRSの技術規則違反によって予選失格処分を受けており、勝利こそ飾ったものの激動のレース週末となった。

 メルセデスはDRSに関する裁定に対して納得しておらず、予選後の車検で不合格となったハミルトンのDRSは、パルクフェルメルール適用下でリヤウイングをチェックできていれば破損箇所を通常通り修復できたはずだと考えている。

 これによりハミルトンはスプリント予選レースを最後尾から迎えることとなった。ハミルトンは24周のレースで5番手まで順位を回復したが、決勝レースではパワーユニットのICE(内燃エンジン)交換により5グリッド降格が科され、10番手からのスタートとなった。

 71周で争われた決勝レースでは序盤から順位を上げ、タイトル争いのライバルであるフェルスタッペンと首位を争う2番手まで浮上。48周目にはフェルスタッペンが順位を守ろうとしたため、ターン4でアウト側に膨らんでしまう。ハミルトンもこの煽りを受け、コースを外れた。

 スチュワードはこのインシデントを確認したものの、審議対象とは見なさなかった。これに対しメルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは「笑える」と皮肉をこぼしていた。

 ハミルトンはサンパウロGPを優勝したことで、次戦カタールGPに向けフェルスタッペンとのドライバーズランキングのポイント差を14点に縮めた。

 
 
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