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ハミルトン、片膝をつく行為を強要せずも、同意したドライバーに「感謝」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、オーストリアGPの決勝スタート直前に、他のドライバーたちに”膝をつく”行為をするよう頼まなかったと主張するが、実際に膝をついたドライバーたちに「本当に感謝している」と語った。

Nicholas Latifi, Williams Racing, George Russell, Williams Racing, Lewis Hamilton, Mercedes-AMG Petronas F1, Kimi Raikkonen, Alfa Romeo, Sebastian Vettel, Ferrari, and Valtteri Bottas, Mercedes-AMG Petronas F1, on the grid, taking the knee in support of the Black Lives Matter campaign

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 F1開幕戦オーストリアGPの決勝スタート前、グリッド前に集まったドライバーたちの多くが、人種差別の廃絶をアピールするため、片膝をつくジェスチャーを行った。ルイス・ハミルトン曰く、この行動は金曜日の夜に行なわれたGPDA(グランプリ・ドライバー協会)の会議で、セバスチャン・ベッテルとロマン・グロージャンによって発案されたものだったという。

 ただ重要なことは、この人種差別廃絶のジェスチャーを、オーストリア国歌斉唱と完全に分けることだった。

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 ハミルトンによれば、ドライバーたちは全員、人種差別に反対するキャンペーンを支持することを明らかにしたが、片膝をつかない判断をしたドライバーもいた。これについてハミルトンは、特に問題はないと語った。

「正直なところ、みんなの理由や意見を知らない」

 そうハミルトンは語った。

「僕は何人かのドライバーの意見を知っているけど、それは個人的なことだから、みなさんに共有したくない。でも、全員が膝をつかなければいけないというシナリオは強要されるべきではないと思う」

「ひとつ訂正しておきたいんだけど……伝えられている話の中には、少なくともひとつは間違っている話があると思う。僕は誰にも、膝をつくように要求したことはなかった。それを言い出したこともなかった。それはF1が言い出したことで、GPDAが言い出したことでもあった」

「ドライバーブリーフィングを行なった時、セブとグロージャンがその話題を持ち出し、ドライバーみんなにそれをするかどうかを尋ねた。そして”絶対にしない”と言ったドライバーも何人かいた」

「そして僕は、みんなに言いたいことを言わせ、その後にこうとだけ言ったんだ。『僕はそれをするけど、みんなは自分が正しいと思うことをすればいい』と。そして、僕と一緒にひざまづいてくれた人たちに、本当に感謝している」

「それは本当に強力なメッセージだと思う。膝をつくかどうかは関係ない。それで世界が変わることはないだろう。それは、世界中で大きな問題になっている。そして誰もが、個人的に選択する権利を持っていると思う。個人的には、そうすることが正しいと感じていたんだけど、その決定を前の晩までしなかったんだ」

 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のコリン・キャパニックが最初に片膝をつき、人種差別への抗議を示した時、ハミルトンは当初、自分の意見を言えずに”沈黙”したという。

「僕は実際に、数年前に彼と話をした。僕はヘルメットを持っていって、彼のために全てを赤にし、頭頂部には彼の番号を入れてあった。でも当時の僕は、何も言わなかった。当時僕は、控えるように、そしてそれを支持しないように言われた。それについては、後悔していると言える。だから今回は、自分の役割を果たすことが重要だった。そしてそれを前に進め、続けていく必要がある」

「膝をつくかどうか、それをする機会があるかどうかは分からない。でも、国歌演奏中には絶対にそれをしてはいけない」

 ハミルトンは、この勢いを失わないことが重要だと強調した。

「F1、特にメルセデスが、世界中で直面している問題に注目し、それについて何かをすると決めたことは、本当に素晴らしいと思う」

「結局のところ、僕らが行なうすべてのことではまだ十分じゃなく、僕ら全員がもっと多くのことをしていくことが必要なんだ。この数週間は、その意識があったと思う。でも突然そのことが忘れ去られ、変化がないということだけは決してすべきではない」

「今回僕はそこで実験台になり得た。僕はそれについて話し続け、そこに立ち戻り、考えていく。僕も含めた全員に責任があることを見極めなきゃいけないし、自分のチームで、そして自分がいる組織内で、何ができるかを確認しなければいけないんだ。そして前に進む。でもそれを続けていくかどうかは分からない」

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