37歳ハミルトン、F1キャリア300戦達成! 「まだまだ闘志満々だ」と今後のやる気もバッチリ
ルイス・ハミルトンはF1第12戦フランスGPでキャリア300戦目に到達した。数多くの実績を残してきたハミルトンだが、「まだ闘志満々だ」と語るなど、やる気にあふれている様子を見せた。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
先週末行なわれたF1第12戦フランスGPで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はF1キャリア300戦目となった。300戦を超えたドライバーは歴代でも6人目だが、ハミルトンはまだまだやる気に満ち溢れているようだ。
現在ハミルトンは37歳。これまでに史上最多タイとなる7度の世界タイトル獲得を達成するなど、さまざまな実績を残してきた。
2022年現在のF1ドライバーの中で、彼はフェルナンド・アロンソ(40歳)に次いで年長のドライバーとなっている。メルセデスのトト・ウルフ代表はフランスGPで取材に応えると、ハミルトンとの契約交渉で5~10年単位をカバーするものだと示唆しており、「400戦まで行くこともできると思う」と付け加えていた。
ハミルトン本人はキャリア400戦に到達する可能性について聞かれると、こう答えている。
「すごい数のレースだよね! まず最初に、この300戦という数に到達したことに感謝したいと思う。でもまだ僕はフレッシュだと感じているし、燃料タンクにはたくさんのエネルギーが残っていると思う」
「自分のやっている仕事を楽しんでいるんだ。毎日毎日、この信じられないほど素晴らしい人たちと働くことを本当に誇らしく思っているし、楽しんでいる」
「これまで以上にこのスポーツも楽しめているんだ。このスポーツを先導する素晴らしい人たちがいて、僕らはスポーツとして進むべき方向についてしっかりとした話し合いができている」
「だからこれまで以上に楽しんでいるんだ」
Lewis Hamilton, Mercedes W13, 2nd position, crosses the line
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
ハミルトンはF1における唯一の黒人ドライバーとして、反差別や多様性や包括性の向上といった取り組みを進めており、その中心的な存在となってきた。
2021年は史上最多を更新する8度目の世界タイトル獲得を逃してしまったハミルトン。今年は刷新されたレギュレーションへの対応で、メルセデスがレッドブルとフェラーリに後れをとったため、コンストラクターズランキング3番手の位置に甘んじる状況が続いている。
ハミルトンとメルセデスの現行の契約は2023年末までとなっているが、彼はメルセデスで再び勝利を掴むために戦いたいと闘志を燃やしている。
「もちろん、僕も勝利の道に戻りたいと思っている。それには時間がかかるだろうけど、僕らはある段階で膝を突き合わせて、将来について話し合うことになるだろう」
「繰り返しになるけど、僕はこのチームと一緒に作り上げていきたいと思っているんだ。それはレースの中のひとつだけど、内外で行っている作業を続け、メルセデスと僕らはもっと多くのことができると思うんだ」
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