7度目の王座獲得を決めたハミルトン「僕はF1に残りたい。世界を変えるために……」

トルコGPに優勝し、自身7度目のF1チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは、人種差別根絶と持続可能性を目指すというメッセージを発信するために、F1への関与を続けたいと語った。

7度目の王座獲得を決めたハミルトン「僕はF1に残りたい。世界を変えるために……」

 トルコGPを大逆転で制したメルセデスのルイス・ハミルトンは、自身通算7度目のF1ワールドタイトル獲得を決めた。これで、ミハエル・シューマッハーが持つ史上最多タイトル獲得記録に並ぶことになった。

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 ただハミルトンは、まだ来季の契約を締結していない。そのため、彼の将来については様々な憶測が飛び交うことになった。中には、今季限りでF1から引退するのではないかというモノもある。

 トルコGPのレース後、自身の将来について尋ねられたハミルトンは、次のように語った。

「まだ始まったばかりのように感じる。本当に奇妙なことだけどね。体調は良い。でも2020年は、精神的にはどうやって乗り越えればいいのか、分からないほど挑戦的なモノだった」

「でも、周りの素晴らしい人々、僕のチーム、そしてチームLHの手助けを借りて、なんとか持ちこたえ、集中力を保つことができた。だから来年はもっと良い年になることを、本当に望んでいる」

「僕は来年も続けたいと思う。まだ、ここにはやるべきことがたくさんあるような気がする。僕らはまだ、始まったばかりだ。僕は、F1が訪れる国の周囲に存在する人権問題に対面し、無視してはいけないということを周知させるという、このスポーツとしての責任があると考えている」

「それが、僕たちがそういった国々と関わり、彼らを手助けするための方法だ。そして10年後でも20年後でも、実際に変化するために多くのことを行なうことができるよう、彼らに力を与えたい。僕はその点についてF1を手伝いたい。そしてそれに向けた旅路で、メルセデスを手助けしたいと思う」

「そしてまた、このスポーツとしての持続可能性に関する動きも推進したい。より持続可能である必要がある時全てだ。その一部を担えるかどうか、試してみたいと思う。少なくともその初期段階ではね」

 ハミルトンのタイトル獲得のお祝いは、レースのリプレイを見ながら、ミネストローネとワインのボトルを楽しむことになるかもしれないという。これは、今季の彼らが守らねばならなかった、新型コロナウイルス対策の手順の一部を示しているという。

「今年は外出もしていないし、ディナーにも出かけていないんだ」

 そうハミルトンは語る。

「僕はただ、自らのバブルの中にいることを遵守しているんだ」

「毎日ルームサービスを頼んでいるけど、エキサイティングなことはなかった。そして当然のことながら、チャンピオンシップを戦っているから、リスクを冒したくはなかったんだ」

「今年は、一生のうちに経験する以上のことを犠牲にしたと思う。そしてご存知の通り、非常に難しいモノだった」

 そしてハミルトンは、次のように付け加えた。

「僕は今夜、家に帰るつもりだ。そしておそらく、エキサイティングなことはないだろう。おそらく、レースを見返すことになると思う。ミネストローネのスープが好きだけど、間違いなくワインのボトルも楽しむことになるだろうね」

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