ハミルトン、移籍フェラーリ初テスト来年へお預けも望むところ? 「気持ちがふたつあった」
ルイス・ハミルトンは年末のアブダビテストで移籍先であるフェラーリのマシンを試すことができないが、彼自身目立つ環境でのテストは避けたい気持ちもあったようだ。
Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
ルイス・ハミルトンは今年限りでメルセデスを離れ、来年からフェラーリでF1に参戦する。シーズン終了後のテストで跳ね馬”初乗り”とはいかないことになっているが、ハミルトンは気にしていないという。
2024年シーズン限りでメルセデスを離れるハミルトン。12月の最終戦後の火曜日に、メルセデスがアブダビで行なわれるタイヤテストへの参加を許可すれば、そこでフェラーリのF1マシンを初めて走らせることができる可能性があった。
フェラーリとしてもそれは新チームに慣れるという点で歓迎できる。実際、フェラーリのフレデリック・バスール代表はこの件でメルセデスに連絡もとっていたようだ。
ただメルセデスはハミルトンを年末のプロモーション活動に参加させる予定であり、その中にはアブダビテストが行なわれる日にチームタイトルスポンサーであるペトロナスのためのPR活動も含まれていることもあり、タイヤテストにフェラーリから参加することが許されなかった。
つまりハミルトンはフェラーリの環境に慣れ、新たなマシンへ乗り換える最初のチャンスを失ってしまったということだ。しかしながら、ハミルトン自身は注目の集まるアブダビテストでフェラーリに乗ることに、決して乗り気ではなかったようだ。
「フレッド(バスール代表)が参加できることを望んでいたのは分かるよ。ただ僕はふたつの気持ちがあったんだ」
ハミルトンはそう語る。
Charles Leclerc, Ferrari SF-24, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
「あの赤いマシンをアブダビで初めて走らせるのはワクワクしない。理想を言えば、衆人環境ではないところで走らせて、来年お披露目することだろう」
「僕がその考えを持っている一方で、トト(ウルフ/メルセデス代表)達もスポンサーに対してのお別れの計画を立てていたんだ。だから僕がもし頼んだとしても、許可されることはなかっただろう。僕は12月末まで契約があるし、それは全く問題のあることじゃない。テストをするつもりもなかったし、気にしていないよ
「僕の望んでいたことじゃないんだ。フレッドにも希望していないと伝えていた」
「僕が何かを逃してしまっているんじゃないかと言われれば、それはそうだ。間違いなくプロセスは遅れて、来年のスタートが難しくなる。でもリカバーするためにベストを尽くすよ」
ハミルトンにとって初めてのフェラーリでの走行は、旧型のマシンを使ったモノ(TPC)になるだろう。2月にはバーレーンでの公式プレシーズンテストが予定されているため、それに先立つ1月にはフェラーリのテストコースで行なわれると見られている。
バスール代表は、旧車テストを少し行なえば、ハミルトンが新天地でスピードを発揮するのには十分だろうという考えを示している。
「適応のために、ものすごい時間が必要だとは思っていない」とバスール代表は言う。
「彼は1日かはわからないが、非常に早いうちにスピードを発揮するだけの十分な経験を持っている。1~2日の旧車テストにバーレーンテストがあるが、それで十分だろう」
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