ハミルトン「アップデートがあるのは知っていた」メルセデスの“開発終了”コメントにも動じず
ルイス・ハミルトンはメルセデスによるマシン開発終了宣言があった一方で、今後のレースでアップデートが計画されていることは分かっていたと語る。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
2021年のF1はレッドブルとメルセデスによるタイトル争いが展開されているが、第8戦シュタイアーマルクGPを終えた段階ではレッドブルが一歩リードしている。メルセデスのルイス・ハミルトンは第8戦の後、レッドブルに対抗するには「何らかのアップデートが必要だ」と言及していた。
ただチーム代表のトト・ウルフは、メルセデスが既に2022年用マシンの開発に焦点を移していると語っていたが、その一方でチームのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、そのウルフの発言は「今後のアップデートが一切ない」という意味ではないとして、空力とパワーユニットに関してアップデートが予定されていることを明かした。
アリソンのコメントについて訊かれたハミルトンは、以前からアップデートが予定されていたことは把握していたと語り、チームのさらなる奮起を呼びかけた。
「ああ、つまり僕はアップデートが来ることを知っていた」と、ハミルトン。
「要するに、皆が間違いなく全力で取り組んでくれているということだ」
「このクルマについて、僕らはますます学びを深めていて、どこでよりプッシュすべきか、どこでより力を引き出す必要があるのかを見つけているんだ。チーム全体も時間とともに自信を深めている」
直近5レースではレッドブルに連敗しているハミルトン。彼にとってこれは2017シーズン終盤から2018年シーズン序盤の6レース連続未勝利に次ぐ苦しい戦況だ。
しかしハミルトンはまだシーズンは長く、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのタイトル争いに向けて全力で取り組んでいると諦めない姿勢を示している。
「彼らはこの数戦で明らかに素晴らしい仕事をしてきている」
「モナコは僕らにとっては本当に厳しいもので、ちょっとした大惨事だった。アゼルバイジャンも同様だ」
「フランス、そして先週のシュタイアーマルクは少し良くなったが、それでも彼らは僕らの先を行っていた。だからこちらもそのギャップを埋められるか、できる限りハードに取り組んでいる」
「まだシーズンは半分も終わっていない。だからまだタイトル争いは続いているんだ」
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