ハミルトン、メルセデスでのラストレースに臨む。「感情的に、予想以上に難しい1年だった」
ルイス・ハミルトンは、メルセデスでの最後のシーズンが感情的な面でどれほど難しいものになるかを過小評価していたと認めた。
Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
ルイス・ハミルトンにとって、今週末のF1アブダビGPはメルセデスの一員として戦う最後の週末になるが、その胸に込み上げてくるものがあるようだ。
7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンはシーズン開幕前に、今季限りでメルセデスを離れてフェラーリに移籍し、12年にわたるパートナーシップに終止符を打つことを明らかにした。
この移籍を早々に発表することで、ハミルトンとメルセデスは将来の憶測を捨て、サーキットで結果を出すことに集中できると期待されていたが、シーズンは両者の予想をはるかに上回る困難なものとなった。
そしてハミルトンはシーズン最終戦を前に、「最終的には難しいことになるとは予想していたけれど、それがどれほど難しいことなのかを過小評価していたよ」と語った。
「序盤は関係がぎくしゃくしていた。それを乗り越えるには時間がかかった」
「自分自身にとっても、この1年は非常に感情的な年だった。その感情に対処し、対処することにおいて、僕はベストな状態ではなかったと思う」
ハミルトンは、今年直面した困難が大きかったために、人々が彼の最悪の部分を見ることもあったと考えている。
「僕のキャリアをずっと見てきてくれた人たちもたくさんいるし、今年は僕の最悪な部分や最高の部分も見られたと思う」
「どちらに関しても謝るつもりはないよ。僕も人間だから、いつもうまくいくとは限らない。そのハンドリングという点では、今年は僕にとって最悪の年だった。 もっとうまくやれるように努力するよ」
「でも良い面やポジティブなところが、ネガティブなところや自分の振る舞い、対応を遥かに上回るものであってほしい」
Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15
Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images
近年の成績は彼やメルセデスが望んだものではなかったが、ハミルトンは日曜日には最高の思い出だけを胸にチームを去るだろうと言う。
「良い思い出しかないよ。僕は信じられないような人間関係を築いてきた」
「僕たちは(多くのことを)経験してきた。想像してみてほしいんだけど、これだけ多くの人たちと一緒にシーズンを過ごすとなると、レースウィークエンドで山あり谷ありを一緒に走り抜けるだけでなく、結婚や離婚、家族の死、ガンなど、様々な私生活を一緒に過ごすことになるんだ」
「彼らと共に旅をしているんだ。一緒に過ごす旅は本当に美しい。とても長い旅だったから、感情もとても深いモノになっている」
メルセデスとの246レースで忘れられない思い出は何かというと、ハミルトンは2014年第3戦バーレーンGPでの優勝を挙げた。
「それは成功したときの笑顔だと思う。そういう瞬間がいくつか浮かぶんだ」
「2014年のオーストラリアGP(実際はバーレーンGP)で優勝したときのあるエンジニア(アルド・コスタ)のことを覚えている。表彰台に上ったとき、彼が涙を流していたんだ。そういう瞬間が僕の心の中にあるんだ。今年のシルバーストンでの感動もそうだ。いいことばかりだよ」
「当然ながら、いいことはほとんど覚えている。信じられないほど誇りに思うと同時に、サーキットにいるひとりひとりに感謝している。このサーキットにいるすべての人たち、そしてファクトリーにいるすべての人たちに感謝しているんだ。みんな、初日からずっと僕を支えてくれたんだ」
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