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F1開幕戦の中止に”衝撃”受けたハミルトン「無観客は寂しいけど、レースが恋しい……」

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F1開幕戦の中止に”衝撃”受けたハミルトン「無観客は寂しいけど、レースが恋しい……」
執筆:
2020/05/10 10:03

ルイス・ハミルトンは、F1開幕戦オーストラリアGPが直前で中止されたことに衝撃を受けたと明かした。

 メルセデスのルイス・ハミルトンはF1開幕戦オーストラリアGPを前に、新型コロナウイルスの危機が広まりつつある中でのグランプリ開催に疑問を呈していた。しかしそれでも、彼はフリー走行の直前にイベントが中止されるとは思っていなかったという。

 オーストラリアGPが中止となって数週間で、続々と他のレースが延期・中止となっていった。現時点で、2020年シーズンの再開は7月5日。オーストリアで無観客レースを実施する方向で議論が進められている。

「僕は本当にあたふたしていたと思う」と、ハミルトンはメルセデスの動画インタビューで語った。

「僕は(オーストラリアGPの)木曜日にそこにいるべきではなかったのではないかと、自分の意見をコメントした。でも次の日、僕はマシンに乗るという興奮と共に目を覚ました。そしてその後、僕たちはトラックに行かない予定だと聞いて、とてもシュールだった」

「僕たちは何が起きているのかよく分かっていなかった。そして時間が過ぎていった。でも僕は、週末の間そこに留まっていたんだ」

 ハミルトンは、開幕戦に向けてこれまで以上に準備ができている状態だと感じていたため、特に難しかったと話した。

「僕は毎年、すぐにゾーンに入るためのノウハウを知っている。準備の意味が分かっているんだ」

「毎年少しずつ調整して、より良い状態に持っていく。だからこれまで以上に、良いスタートを切ることができるんだ」

「僕たちはレースに出られなかった。確かにそこから数日間は難しい状況だった。それに、僕が愛することが今できないんだ。ドライビングが恋しいよ」

 ハミルトンは、無観客レースをすることについてはフラストレーションが溜まるとしながらも、例えTV観戦だけだとしてもレース実施を望むファンに元気づけられているという。

「僕たちが行く世界中のレースでそうだけど、ファンが増えれば増えるほど雰囲気が良くなるんだ」

「それが、シルバーストンやモンツァのような場所がある理由だ」

「僕たちは”空っぽ”でレースをすることになるだろう。でも素晴らしいのは、スポーツを観ることができない期間を苦しんでいる人たちからメッセージを受け取っているということだ」

「それは人々の生活におけるスポーツの重要性を示している。スポーツは僕たち全員を結びつけるし、とてもエキサイティングで魅力的なんだ。(無観客レースは)TVで観る人にとってどれほどエキサイティングなものになるかは分からないけど、何もないよりはマシだ」

「でも僕たちにとっては、テストの日と同じような感じになるだろう。ただ、多くはないけどテストを観に来る人たちはいる。(無観客レースは)ファンが誰もいなくて、観客席が空っぽのサーキットを走ることになる」

「だけどレースはレースだ。僕たちみんな、まだ自分たちのクルマのポテンシャルを解き放ってはいないと思う。だから、クルマに戻るのが楽しみだ。本当に本当に恋しいんだ」

 ハミルトンは、思わぬ形で訪れた休息にも良い点はあると主張した。

「それはある面では”恵み”でもあった。自分が愛すること、自分がやっていることに対する感謝の気持ちが高まったからだ。この素晴らしいチームと共に仕事をしていく意欲と決意、インスピレーションを得ることができたんだ」

 

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン 発売中
執筆者 Adam Cooper