予選2番手に甘んじたハミルトン「予選で少しずつ後退していってしまった」
F1第17戦アメリカGPの予選でポールポジションを逃したメルセデスのルイス・ハミルトンは、フリー走行と予選を通じて、少し後退したと語った。
Lewis Hamilton, Mercedes W12
Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1第17戦アメリカGPで、予選2番手となったメルセデスのルイス・ハミルトンは、フリー走行と予選を通じて改善していくことができなかったと語った。
金曜日のフリー走行では、素晴らしいペースを見せていたハミルトンとメルセデス。しかし土曜日にはレッドブルに反撃を許してしまった。予選Q3最初のアタックを終えた段階で、セルジオ・ペレスとフェルスタッペンがワンツー体制を築いたのだ。
しかしハミルトンも負けじと、2度目のアタックでタイムを更新。暫定トップに立つも、フェルスタッペンがさらにタイムアップし、ハミルトンに0.209秒差をつけてポールポジションを獲得した。ハミルトンはなんとかフロントロウを確保したが、3番手のペレスも0.015秒差に肉薄した。
予選後にパルクフェルメで行なわれたインタビューで「今日はすべてを出し切った」とハミルトンは吐露した。
「予選では少し苦戦した。Q1から少しずつ後退していったように思う」
「そして彼ら(レッドブル)は予選を通じて信じられないほど速かった。だから、最後のラップには満足している。もちろん、改善すべき点は常にあるけど、自分たちの持てる力のすべてを出し切れたと思う」
「できるだけ限りの努力をするだけだ。明日に向けて良い位置につけているから、ターン1に向けて良いレースになることを期待している」
残り6レースで6ポイントを追いかけているハミルトン。アメリカGPでポイントリーダーの座を奪還できる可能性もある。
ただ、ハミルトンにとってつらいのは、チームメイトのバルテリ・ボッタスの援護を期待できないということだ。ボッタスは予選4番手だったが、今回エンジン(ICE)を交換しているため、5グリッド降格ペナルティを受ける。
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