ハミルトン、サウジアラビアGP初日首位も「1周アタックは速くない」鍵はタイヤの使い方?
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1サウジアラビアGP初日をトップで終えたものの、1周のアタックに関してはまだ改善する必要があると語った。
Sparks kick up from Lewis Hamilton, Mercedes W12
Andy Hone / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、ジェッダ・ストリート・サーキットで行なわれたF1サウジアラビアGPの初日フリー走行2セッションでトップに立った。しかし、予選を想定した1周アタックに関しては、まだ改善の余地があると考えているようだ。
FP1では、タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を僅差で上回ったハミルトン。FP2でも、チームメイトのバルテリ・ボッタスやピエール・ガスリー(アルファタウリ)とは僅差だったが、4番手に終わったフェルスタッペンには0.195秒差をつけた。
ハミルトンは、メルセデスのマシンにはまだ1周アタックのペースアップが必要だと感じている一方で、ロングランには満足しているという。
初日の走行を終えたハミルトンは、次のように語った。
「僕たちはシングルラップは速くない。他と比べてそう思う。でもロングランは悪くない」
「セッションの間に、いくつか変更をしたけど、どれが良かったのかは確信が持てない」
「今晩のうちに学習して、ファクトリーのみんなと一緒に、明日に向けて正しいセットアップを考えたいと思う。決して悪い状態ではないんだ」
「シングルラップでは彼ら(レッドブル)はかなり速いと思う。だから僕たちにはやるべきことが残っている」
メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンによれば、チームの問題はコンディションに合わせて、ソフトタイヤを最大限に活用することにあるという。
「ロングランのパフォーマンスには満足している」と、ショブリンはSkyに語った。
「シングルラップに関しては、FP1の方がFP2よりも良かった。タイヤのグリップを引き出すのに苦労したんだ。特にソフトタイヤでね」
「今は、自分たちの問題を理解するために何をすべきか、いくつかのアイデアを持っているので、今夜はそれを改善するために忙しくなるだろう」
「FP1は路面温度がもう少し高かったので、我々にとってはよりハッピーな状況だった。ナイトセッションに入ってからは、間違いなく苦労した」
「ロングランは好調だった。これは、マシンのベースパフォーマンスが問題ないことを示していると思う。あとは予選Q3での1周に向けて、タイヤを適切な状態にするための微調整をするだけだ」
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