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ルイス・ハミルトン、サウジGPは”完敗”10位「レッドブルとフェラーリは遠く遠く離れている」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、依然としてレッドブルとフェラーリに大きな差をつけられており、競争力を高めるには多くのグリップとパワーが必要だと感じていると語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W13, Kevin Magnussen, Haas VF-22

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースを10位でフィニッシュするのが精一杯だった。レース後にハミルトンは、トップ4を占めたレッドブルとフェラーリには大きく引き離されており、戦闘力を手にするためには開発を続けていくことが必要だと語った。

 歴代最多、7回のF1ワールドチャンピオンに輝いたハミルトンが苦しんでいる。予選ではしっかりとアタックしたにも関わらず、痛恨のQ1敗退を喫し、15番グリッドからのスタート。決勝でも思うようにペースを上げられず、10位でフィニッシュするのがやっとだった。

 ハミルトンは、今回のグランプリでは、レッドブルやフェラーリと戦えるだけのグリップもトップスピードもなかったと語る。

「僕らは今、先頭を争うために戦うことができていない。先頭からは遠く離れているし、やるべきことはたくさんある。遠く遠く離れているように感じるよ」

 ハミルトンはそう語った。

「僕らには、より多くのグリップとパワーが必要だ」

「最終的な結果は良いモノではなかったけど、レースはとてもうまくいった。ハードタイヤのフィーリングは、比較的良かったんだ。ジョージ(ラッセル/メルセデス)についていくことができたし、ハードタイヤや戦略を考えれば、まともなペースで走ることができたと思う」

 なおハミルトンはレース終盤、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)やダニエル・リカルド(マクラーレン)がピットレーン入り口でストップしたタイミングでピットインを指示されるも、すでにピット入り口を通過したタイミングだった。この時、ポジションを争っていたケビン・マグヌッセン(ハース)はピットに向かい、タイヤを交換。すると、バーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言された。

 ハミルトンにとっては絶好のタイミングでのVSCのように見えたが、2台のマシンが止まったことでピットレーンが閉鎖されてしまい、ピットに入ることができなかった……つまりハミルトンにとっては最悪の形となってしまい、VSCが明けた後にようやくピットイン。結局マグヌッセンの後でのフィニッシュとなった。

「戦略なのか、それともVSCのせいなのかは分からない。でも、とても大きく負けた。僕らは、懸命に働き続け、そして戦い続ける。それが僕らにできる全てのことだからね」

 ハミルトンはサウジアラビアGPではポーポイズ現象にはあまり悩まされなかったとしながらも、選んだセットアップと車高により、トップスピードが欠けていたと語った。それも、マグヌッセンの後塵を拝した一因だったようだ。

「僕らはスピード、特に追いかけていくスピードの面で落ち込んでいる」

 そうハミルトンは語った。

「ひとつ修正すればいいのか、それとも複数の修正が必要なのかは分からない。そして、他のマシンと比べて空気抵抗がどれだけあるのかも分からない。でも、かなり多いように感じるんだ」

 チームメイトのラッセルは、中団グループを引き離すペースを発揮することはできたものの、やはりトップ2チームには太刀打ちすることができず、終始単独走行となった。そして結局5位フィニッシュ。ハミルトン同様、まだまだやるべきことが多いと語った。

「僕らはバランスを最適化したと思う。そして、足りないモノを理解している。それはつまり、ダウンフォースが足りないということだ」

 そうラッセルは語る。

「全開で走ったから、個人的なパフォーマンスに関してはとても満足している。本当にうまくマネジメントできたんだ。特にリスタートの後は、レッドブルに追いつくために最善を尽くした。DRS圏内に留まるために、全てをかけたんだ。基本的に僕らは、彼らよりも1秒遅い」

「やるべき仕事はたくさんある。ファクトリーに戻って、データを確認する必要があるね。でもチームの誰もが、何を改善する必要があるのかを理解しているんだ」

 
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