F1マイアミの新コース「ラインを外れるとグリップ無し」「シケイン以外は良い」と一部から文句
メルセデスのルイス・ハミルトンはマイアミGPの新設コースについて、子供の頃のホームセンターの駐車場を思い出すと語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1は今年、マイアミでのグランプリを新たに開催。5月6日に新設コースとなるマイアミ・インターナショナル・オートドロームで走行が始まった。
新コースに対しては路面やレイアウトに対し、様々な評価が挙がっている。その中で、メルセデスのルイス・ハミルトンはコース後半のターン14~15のシケインに対して改善の余地があると語っている。
このシケインはドライバーがDRS区間前に通るコーナーになっているが、ミスを犯しやすいように設計されている。
ハミルトンはこのタイトなコースにおいて、低速で縁石を攻めなければならないという点を気にしているのだ。
「このトラックはシケインを除けばとても素晴らしいと思う」と、ハミルトンは言う。
「凄くタイトなんだ。6~7歳の頃にB&Q(いわゆるホームセンター)の駐車場で車の間をゴーカートで走っていたのを思い出させられるよ」
「このコーナーを将来的に取り除くことができれば、コースは改善されるかもしれないね」
またハミルトンは路面の凹凸にも不満を持っている。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT03, Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT03
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
「クレイジーだよ。今の人達と時代ならフラットな路面を比較的簡単に作れるはずだと思っていたからね」
「大きな大きなバンプがあるんだ。それでトラックが他の場所と合流するような部分がたくさんある。一晩でそれを均して改善できるかどうか、それは僕には分からないことだ」
ハミルトンが批判したシケインだが、批判一色と言うわけでもない。ハースのケビン・マグヌッセンはこのシケインの挑戦的な部分が好ましいと考えている。
「ハイスピードコーナーのようにスリル満点、というわけじゃない。だが視界は良くない上、大きな縁石の上を低速でしっかりと向きを変えていくんだ。これはかなりユニークだし、クールだ。確かにかなり低速なんだけどね」
一方で路面コンディションそのものに対しては、レッドブルのセルジオ・ペレスが苦言を呈している。
「ラインを外れるとグリップが無いのには、かなりがっかりしている」と、ペレスは言う。
「残念だよ。レースもこれで良くないことになりそうだと思えるからね」
「ラインを外れるとすぐにグリップがなくなる。どこかへ消えてしまうんだ。ラインの外はグラベルのようで、レースは難しくなるだろう」
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