ハミルトン、予選でのクラッシュで上がった歓声に”驚き”隠せず「病院送りの可能性があるのに喜ぶの?」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、金曜日の予選でクラッシュした際に上がった歓声を非難している。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
レッドブルの”お膝元”であるレッドブルリンクで行なわれているF1第11戦オーストリアGP。スプリント形式での開催のため金曜日に行なわれた通常の予選では、Q3でメルセデスのルイス・ハミルトンが大きくクラッシュを喫した。
その際に、レッドブルのマックス・フェルスタッペン応援団が多い”オレンジ色”のスタンドからは歓声が上がった。ハミルトンはこうした反応を「驚きだ」と語っている。
オーストリアでの出来事は、前戦イギリスGPでフェルスタッペンが定期的にブーイングの対象になっていたことにも関係している。フェルスタッペンがウエットコンディションの予選でスピンを喫した際に歓声が上がり、ポールシッターとしてインタビューを受けている際には観客からブーイングが浴びせられた。
イギリスGPでのブーイングについて”地元戦”だったハミルトンも「(状況を)より改善できるはずだ」と苦言を呈しており、オーストリアでもファンからのネガティブな反応は歓迎すべきものではないと語った。
「(クラッシュの)最中は聞こえなかったんだ。クラッシュで色々とやることがあったからね」とファンからの反応について尋ねられたハミルトンは言う。
「でもその後耳にするとね……何があっても賛成も容認もできないよ」
「ドライバーは病院へ運ばれるかもしれない。なのに、それを応援するのか?」
「このスポーツの危険性を知っていながら、そういうことをする人たちがいることに驚かされるよ」
「幸い僕は病院送りにはならなかったし、大きなケガもしていない。けど、誰かのミスやケガ、クラッシュを喜んではいけない」
「明らかなクラッシュではなかったとは言え、シルバーストンでのことも起こってはならないことだし、ここでもダメだ」
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