ルイス・ハミルトン、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出
F1ドライバーのルイス・ハミルトンが、米タイム誌の世界で最も影響力のある人物100人に選ばれた。
写真:: FIA Pool
米タイム誌が例年発表している世界で影響力のある人物100人のひとりに、メルセデスのF1ドライバーであるルイス・ハミルトンが選出された。
ハミルトンはレースでの活躍の他、人種差別に対する抗議活動の結果、政治家やミュージシャン、活動家、アスリートなどが選出されるリストに加わった。
タイム誌のリストでは、NASCAR唯一の黒人ドライバーであるババ・ウォレスがコメントを寄せ、ハミルトンの活動を讃えている。
「僕はNASCARのトップレベル(カップシリーズ)唯一の黒人ドライバーだ。だから、ルイスが唯一の黒人ドライバーとしてF1にいるのは、僕にとって特に意味があることなんだ」
「彼は僕たち黒人がいることを示してくれた。彼が毎週末、他を圧倒しているのを見ると僕も同じことをしようというモチベーションが湧く」
「そして彼の活動は、世界を動かした。ルイスはソーシャルメディアやF1イベントでの活動を通じて、『Black Lives Matter』運動に国際的な注目を集めている」
「ルイスの精神的な準備やオーラ、人種差別をなくすためにあらゆる機会を利用してプラットフォームを利用する能力は、レーシングドライバーや他のアスリートにとって模範というだけではなく、彼はあらゆる人にインスピレーションを与えてくれる」
タイム誌編集長のエドワード・フェルゼンタールは、新型コロナウイルスが大流行し、世界的に反人種差別が叫ばれている今年のリストは、例年とは大きく異なっていると述べた。
「TIME 100は、常に世界とそれを形作る人々を映し出してきた」
「今年のリストには、従来のように国家元首、CEO、大物芸能人など、大きなパワーを持つ人々の姿が見られるが、人命を救い、運動を起こし、人々を元気づけ、世界を修復しようとしている、あまり知られていない多くの人々も含まれている」
「彼らは、より健全で回復力があり、持続可能で公正な世界の実現に向けて、我々一人ひとりの影響力を発揮させようとしているんだ」
今年のリストには、例年以上に多くの医師や看護師が含まれており、女性は過去最高の54人となっている。ハミルトンにとっては2度目のリスト入りとなった。
日本からは、テニスの大坂なおみ選手とジャーナリストの伊藤詩織さんが選出されている。
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