ハミルトン、3位に満足も……マクラーレンの速さに驚き「まるでロケットだったよ!」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1イギリスGPで2位を争ったランド・ノリスについて、ロケットのようだったと語った。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1イギリスGP決勝レースの終盤、ハードタイヤのランド・ノリス(マクラーレン)を追ったが、まるでロケットのように速かったと語った。
レース中盤に出動したセーフティカーが味方し、3番手でリスタートを迎えたハミルトン。自身がソフトタイヤを履いているのに対し、前を走るノリスはハードタイヤを履いており、ポジションを上げるチャンスを得た。
リスタート直後こそハミルトンがノリスに並びかける場面はあったものの、ノリスは高速コーナーやストレートで速さを見せ、ハミルトンを徐々に引き離すことに成功。結果的にノリスはタイヤライフのアドバンテージを活かして、2位でフィニッシュを果たした。
ハミルトンは、無線でメルセデスのピットウォールにノリスのパフォーマンスに感銘を受けたことを伝えた。
「あのマクラーレンはロケットシップだ。あのスピードは正気の沙汰じゃない」
レース後、ハミルトンはノリスを祝福し、自身の古巣でもあるマクラーレンのパフォーマンスを称賛した。
「ランドとマクラーレンにおめでとうと言いたい」
「マクラーレンは僕のファミリーだったし、僕がF1デビューした古巣だ。だから彼らがあそこまで強くなって戻ってきたのを見ることができて嬉しい」
「彼らの高速コーナーでのスピードはすごかった。僕はただ『ワオ』って感じだった。僕はついていけなかったけど、リスタートではいいバトルができた」
ハミルトンは、毎ラップ高速コーナーでノリスから離されてしまうため、低速コーナーで追いつめることができなかったと語った。
「ターン15(ストウ)を抜けると、彼は離れてしまう。低速でのパフォーマンスは良かったが、ストレートでの力強さが足りなかった。でも、7番手スタートで3位になれたことは本当にうれしい」
2位を逃したことに少し落胆しながらも、マクラーレンと僅差でフィニッシュできたこと、そしてレッドブルからそれほど離されなかったことは励みになるとハミルトンは言う。
「この結果は、チームとして、自分たちがそれほど遠くにいるわけではないということを知るポジティブなものだったと思う。僕たちはプッシュし続けて、前にいる彼らに追いつかなくちゃいけない」
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