FP2でのマシンは「とっても酷かった」ハミルトン、土曜日の”改善”を期待
メルセデスのルイス・ハミルトンは、ポルトガルGPのFP2前に行なったセットアップ変更がうまくいかず、マシンが「かなり酷い」ことになり、初日が非常に難しい1日になってしまったと語った。
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
アルガルヴェ・サーキットで始まったF1ポルトガルGP。その初日、FP1とFP2の両セッションは、共にメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録した。
一方でチームメイトのルイス・ハミルトンは、ボッタスのペースに合わせるのに苦労。FP1では2番手だったものの、FP2では8番手に沈んだ。
ハミルトンは、コースの起伏とグリップ不足のため、「とてもチャレンジング」な1日だったと語った。
「ほとんどの場所で、どこへ向かうのかが分からないんだ」
そうハミルトンは語った。
「ターン8を出ると、しばらくの間空を見ることになる。でも、丘の向こうに何があるのか分からない。ターン11に入ると、突然どこからともなく見えてくるまで、どこにいるかが分からないんだ」
「とてもチャレンジングなんだ。路面はとても滑りやすいから、何人ものドライバーがミスしたり、スライドしたり、スピンしてしまったりしていた。簡単な1日じゃなかった」
「リカバリーするのは、かなり時間がかかった。だからガレージに留まることが多く、2回目のセッションではうまく走ることができなかった。とにかく、今日は難しかったよ」
ハミルトンは、金曜日のセッションでメルセデスW11をコースに合わせるのに苦戦。そしてFP2前にセットアップを変更したことが裏目に出たと語った。
「マシンはそれほど良いフィーリングじゃなかったけど、FP1の方が僕にとっては良いセッションだったと思う」
そうハミルトンは語った。
「それからいくつかの変更を加えたんだけど、FP2ではかなり酷いフィーリングになったんだ」
「だから少し時を巻き戻して、セットアップのどこが間違っていたのかを突き止め、明日へ向けて改善できるかどうかを確認する必要がある」
ボッタスの走行データから、改善すべきことを見つけられるかどうかを尋ねられたハミルトンは、FP3に向けてセッティングを変更する前に、2台のマシンから得られた全てのデータを検証すると語った。
「僕らは通常、別々のことをする。しかし、チームは怖気付いている。路面、グリップレベル、ウイングのレベルなど、全ての面で混乱しているんだ」
「チームは広範囲で分析を行ない、間違いなく2台のマシンを検証するだろう。そして午前中には、どっちの方が良いのか、それを教えられるだろう。その後通常では、最後に同じようなところに辿り着くことができるはずだ」
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