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圧勝の裏で、自分の身体と戦っていたハミルトン「脚が痛くて、何度もアクセルを抜いた」

メルセデスのルイス・ハミルトンはポルトガルGP終盤に足の痙攣に悩まされ、ストレートで何度もアクセルを抜かなければならなかったと明らかにした。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アルガルヴェ・サーキットで開催されたF1第12戦ポルトガルGPで圧倒的なパフォーマンスを披露。ミハエル・シューマッハーの持っていたF1通算最多勝利記録を92勝に塗り替えた。

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 2位となったチームメイトのバルテリ・ボッタスに25秒以上の大差をつけ、圧勝したハミルトンだったが、レース終盤に右ふくらはぎの筋肉との戦いに直面したという。

「F1は信じられないほどフィジカルなスポーツだ。右ふくらはぎがつってしまったんだ」

 レース後、ハミルトンはそう明かした。

「だから、ストレートではかなりの頻度でアクセルを抜いていた。かなり痛かったけど、どうにかして乗り切らなければならなかった。ラップ中ずっとアクセルを離しているわけにはいかないからね」

 スタート直後にも、ハミルトンの勝利が危ぶまれるシーンがあった。ポールポジションからスタートしたハミルトンだったが、わずかに湿った路面でミディアムタイヤの温度を上げるのに苦労し、オープニングラップで順位を下げてしまったのだ。

「レース終了後に雨が降ると言われていたけど、ちょうどスタートの時にパラパラと降って来てしまったんだ」

「スタートは良かったんだけど、ターン7でオーバーステアになってしまった。次に何が起こるか分からない状態だった。だから僕は大きく後退してしまったんだ」

「おそらくバルテリからポジションを守ろうとするべきだったのかもしれないとも思うけど『いや、あとでカムバックする』と考えていた。そして幸運にも、そうすることができたんだ」

 F1歴代単独トップとなる通算92勝目を達成した意味を聞かれたハミルトンは、次のように答えた。

「完全に理解するまでには時間がかかるだろうけど、僕はフィニッシュラインを越える時まで、まだ全力でプッシュしていたんだ。精神的にはまだレースモードに入っていて、今は言葉が見つからないんだ」

 ハミルトンの優勝により、ボッタスとのポイント差は77ポイントに広がった。今季は残り5レース。ボッタスが次戦のエミリア・ロマーニャGPで低調に終わり、ハミルトンが優勝すればチャンピオン獲得が決まる可能性もある。ハミルトンがシューマッハーの持つ最多チャンピオン獲得7回という記録に並ぶまで、秒読みの段階に入っている。

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