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ルイス・ハミルトン、この一週間で”小さな進歩”を感じるも「レッドブルとの差を埋めるには十分じゃない」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、シュタイアーマルクGPからオーストリアGPにかけ、チームのマシンは小さな進歩を遂げたが、レッドブルとの差を埋めるには十分ではないと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W12

Lewis Hamilton, Mercedes W12

Zak Mauger / Motorsport Images

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、メルセデスのマシンはこの1週間で小さな進歩を遂げたものの、現在4連勝中のレッドブル・ホンダとの差を埋めるには十分ではないと語った。

 オーストリアのレッドブルリンクで、2週連続でグランプリを開催する今年のF1。その初戦シュタイアーマルクGPではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを見せ、決勝では一度も首位のポジションを譲らぬままポール・トゥ・ウインを成し遂げた。

 ハミルトンはこのレースの後、フェルスタッペンに追いつくのは「不可能だった」と語り、両チームの間には1周あたり0.2秒のペース差があると語った。しかしこの差を縮めるべく、ハミルトンはチームのファクトリーでシミュレータでの作業に取り組み、レッドブルリンク2戦目となるオーストリアGPに臨んだ。

 その初日FP2では、メルセデス勢が1-2を独占。首位となったハミルトンは、フェルスタッペンに対して0.217秒の差をつけた。

 この結果からすれば、メルセデスの1週間の努力が実を結んだようにも見える。しかしハミルトンは、レッドブルには間違いなく、まだまだ隠し持っているモノがあると考えており、たとえメルセデスが進歩を遂げられていたとしても、その差を埋めるには十分ではないと確信している。

「今日、確かに僕らは少し進歩した。でも彼らはまだ、0.15〜0.2秒ペースを隠し持っていると思う」

 そうハミルトンは語った。

「僕らは確かに小さな一歩を踏み出した。でも、その差を埋めるには十分ではない。0.2秒速くなったわけではないんだ。でも、1周のアタックは良いね。かなり良い感じだった」

「彼らは明日(土曜日)、もう少し速くなると思う。彼らは基本的には、僕らが以前使っていた予選モードみたいな感じになっている。チームの皆にも聞いてみるけど、彼らがそれをどこで前面に出してくるのか分からない」

「でも彼らは印象的なペースだ。それに太刀打ちできるかどうかを見極めるために、僕らは懸命に働かなければいけない」

 ただシミュレータでの作業は、ハミルトンとチームにとっては有益であったようだ。彼はシミュレータで様々なセットアップを試し、そしてシュタイアーマルクGPの時のような仕様に近付いた際、FP1で苦労していた原因を発見したようなのだ。

「僕はマシンの様々なバリエーションを試した。でも、マシンには満足できなかったから、先週走ったのと同じようなセッティングに変更しなければいけなかった」

 そうハミルトンは語った。

「でも、他のいくつかの調整を施すことで、はるかに良い感じになった。今のマシンの状態については、基本的に満足している」

「ほとんどの場合、マシンが壊れていなければ、修正などしないものなんだ。そしていつも、もっと多くのことを手にしようとして、悪化してしまう。だからほんの少しの調整するということになるだろう」

 しかしハミルトンは、レースペースにおけるレッドブルとの差は、以前と変わらないだろうと考えている。

「ほとんど同じままであるとかなり確信している」

「彼らが明日、僕らにつけるだろう差は、通常では日曜日に存在する差と同じなんだ」

「でも明日は、その差をできるだけ小さくするように努める。そして今夜マシンを改善することができれば、それは素晴らしいことだ」

「FP2でのロングランが大丈夫だったと思いたい。どんな内容だったか、しっかり見てみる必要がある。確かに休みも取れたけど、でもやってきた仕事の効果がどんなモノなのか、確認したいと思う」

 チームメイトのバルテリ・ボッタスは、FP2でハミルトンから0.189秒遅れの2番手につけた。彼も、マシンの進歩を感じているようだ。

「2週連続開催の2戦目ともなると、コーナリングのパフォーマンスやドライビングパフォーマンスという面では、差が小さくなるものだ」

 そうボッタスは語った。

「それは大きくタイムを改善できるモノを見つけるということではなく、微調整に関することなんだ」

「良い感じで週末を始めることができたし、マシンのフィーリングに関しては先週よりもはるかに良い。そこから積み上げていくことができるのを期待している」

 

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