ハミルトン、他チームのアプローチは響かず「契約にかけた時間が信頼の証」

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ハミルトン、他チームのアプローチは響かず「契約にかけた時間が信頼の証」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 松本 和己
2018/07/20 4:56

メルセデスと契約を延長したハミルトンは、ライバルチームからアプローチを受けたものの、心には響かなかったと明かした。

 メルセデスとの契約を2年延長したことが発表されたルイス・ハミルトン。彼は契約発表に至るまで、他チームからのアプローチを受けたとしながらも、それは心には響かなかったと語った。

 メルセデスとハミルトンは、オフシーズンから数カ月に渡る交渉の末、木曜日に2年間の契約延長に至ったことが発表された。

 契約が発表されるまでの間、フェラーリやレッドブルといったライバルからアプローチがあったかと訊かれたハミルトンは「他のチームの人たちからアプローチがあったかという点では、あるチームからはあった」と答えた。

「でもそれは響かなかった」

 それがフェラーリかどうかと尋ねられると「あなたの好きなように想像できるよ!」とハミルトンはコメントしている。

 彼は、他チームでのチャンスを積極的に探すことはしなかったと明かし、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフとの交渉の初期段階でも、交渉のカードとして移籍を使ったことはないという。

「正直に言って、トトは素晴らしい人物であり、偉大なマネージャーだ。僕たちは良い関係を築いていて、その絆の強さがチームの強さに繋がっている。全ての関係がそうであるように、僕たちには浮き沈みもあったが、それも成長のひとつだ。僕に関して、トトがとても辛抱強くいてくれたことに感謝している」

「ほとんどの人には、僕が決断をするのにかけたような時間は与えられないだろう。でもそれが、僕たちお互いの信頼関係を表している」

「僕は(交渉の)初日から、『他の場所は見ていないし、他の誰とも話はしていない。他に選択肢があるかどうかも調べていないんだ』と伝えた。『僕の予想だけど、あなたに電話をかけてきているドライバーがいることも分かっている。でも、僕はあなたが他の誰かのことを考えていないと信じている。だから、僕たちは時間をかけることができる』とね」

 ハミルトンは、契約の基本合意は以前からされており、発表の遅れは契約の詳細を詰めていたためであると話した。

「(契約が基本合意に至った)実際の日付を覚えていない。モナコGPの前後だったはずだ」

「議論が必要な、細かいことがあちらこちらにあった。『ねえ、トト。これを変えることはできるかな? これをそうするんじゃなくて、代わりにこうするんだ』といった具合だ」

「僕たちは、それ(契約延長)について今年の初めから議論を始めた。それから数カ月後、それについて数日かけて話し合った。それで一旦、僕は議論をやめた。『ストレスがかかりすぎる。何レースか終わってから、また話し合おう』ってね」

「僕はそれを遅らせていた。僕には契約があったし、急がなければならないとは感じなかった。お互いに準備ができたと思ったときに、契約延長をすればいい。そして最終的に、僕たちは気楽に腰を下ろして、本当にあっさりと契約を交わしたんだ」

ボッタスの契約更新は?

 ハミルトンの契約延長発表に際し、彼の2019年のチームメイトが誰になるかは発表されなかった。だが、バルテリ・ボッタスが続投することはほぼ間違いないだろう。

 彼の新しい契約発表は、早ければ今週末のドイツGPにも発表される可能性さえある。自身の状況について、ボッタスは契約交渉に進展があったことを認め、明るく語った。

「確かに、すぐにでもニュースが出てくれることを願っている。僕はかなり自信を持っているんだ」

「すべてが問題ないことを確認するまでに、それほど長くはかからない。もう少し待ってみよう」

「僕たちが最後に話し合った時には、正直に言ってまだ契約の話はなかった。それから交渉が進んでいて、何が起きるのかはもうすぐ分かるだろう」

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン 発売中 , バルテリ ボッタス 発売中
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース