ハミルトン、”クール”なドリフトに満足。ニアミス事件は「たまにあること」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、フランスGPのFP2でコースオフした際のことを振り返った。
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10 runs wide
Mark Sutton / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、フランスGPのフリー走行2回目にマシンを大きくマシンをスライドさせ、コースオフを喫する場面があった。彼はなんとかマシンをコントロールし、深刻なクラッシュを避けられたことを喜んでいる。
ハミルトンは、ソフトタイヤを履いて予選シミュレーションを行うタイミングで、ターン4で大きく挙動を乱した。マシンはドリフト状態のまま縁石に乗り、プラスチック製のボラードと接触。ランオフエリアに飛び出たが、ハミルトンはなんとかコントロールを取り戻した。
その後ハミルトンがコースに合流する際、後方から接近していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触しかける場面があったが、フェルスタッペンが回避行動をとり、大事には至らなかった。
この件は審議対象となり、ハミルトンはスチュワードに召喚された。しかし、ハミルトンはフェルスタッペンが近づいているのを視認できず、何の行動も取れなかったとして、お咎め無しの裁定が下った。
「深刻な局面だったね」とハミルトンは振り返った。
「僕は驚いている。もし僕がスピンしていたら、ウォールまで行ってしまったかもしれない。だから僕はマシンをドリフトさせてコントロールしようとした。ブレーキをかけたり抜いたり、少しアクセルを開けたりして、バランスを保とうとしていたんだ」
「それは”クール”だったね。だから、僕はマシンをセーブできて間違いなくハッピーだ。タイヤにもそんなにダメージはなかった」
その後に起きたフェルスタッペンとのインシデントに関しては、次のように語った。
「言うまでもなく僕はコースオフしたから、ゆっくりとトラックに戻ろうとした。レーシングラインから離れてね。でも当然、結局はレーシングラインに着くんだ」
「ミラーを見ていたけど、ホワイトラインしか見えなかった。後ろには何もなかったんだ。マックスはレーシングラインの反対側にいて、かなり離れていたからだ」
「僕は邪魔にならないように、ゆっくり行こうとしていた。彼がやってくるのが突然見えたんだ。幸い、彼との距離が近すぎてはいなかった。彼がコーナーに入っていくのを止めることはできなくて、彼はコーナー出口で大きくスナップした」
「しかしそうだね、僕たちはそこにいた。フリー走行だから、時にこういうことは起こるんだ。それは意図的なものではなかった」
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