ハミルトン、F1今シーズン残り2戦でもレインボーカラーのヘルメットを着用「LGBTQ+についてもっと知ってほしい」

ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、F1第21戦サウジアラビアGPと最終戦アブダビGPでもLGBTQ+のセクシュアルマイノリティを応援するレインボーカラーのヘルメットを引き続き着用する。

ハミルトン、F1今シーズン残り2戦でもレインボーカラーのヘルメットを着用「LGBTQ+についてもっと知ってほしい」

 ハミルトンは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで初開催されたカタールGPに先立ち、LGBTQ+のセクシュアルマイノリティを応援するレインボーカラーのヘルメットを発表した。

 レース週末を通じてこのデザインのヘルメットを着用し、決勝レースではポール・トゥ・ウィンでカタールGPを制圧したハミルトン。土曜日には、今シーズン残りのサウジアラビアGP、アブダビGPでも同じカラーリングのヘルメットを着用するつもりだと語っていた。

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 今シーズンのF1を締めくくる舞台である中東は、アムネスティ・インターナショナルなどから人権に関して「極めて問題が多い」と指摘を受けてきたエリア。ハミルトンが、世界的な注目を集めるF1、そして今季のタイトル決定戦でこのデザインのヘルメットを着用する意図はそこにある。

 カタールGPに続いてサウジアラビアGPでもレインボーのヘルメットを着用するのかとmotorsport.comから尋ねられたハミルトンはこう答えた。

「この後の2レースでは、少なくても次のレースでは同じヘルメットを使うつもりだ」

「でも、誰かの指摘やネガティブな意見は聞こえてこない」

「裏にはWe stand together(僕らは団結する)、Love is love(愛は愛)と書かれている。このコミュニティを取り巻く状況は完璧ではなく、知ってもらう必要があると分かっているからこそ、アピールすることが重要なんだ」

「でも、ここで何が起きているのかを誰かに教えてもらいたいと思っている。そして彼らがLGBTQ+のコミュニティをサポートするために何をしているのかを知りたいんだ」

「僕は話を聞くのを待つよ」

 ハミルトンはカタールGP前に行なわれた記者会見で、F1を初めとするスポーツ団体が人権に問題を抱えた国を訪れる際には、主催側もその点を強調すべきだと述べていた。

「このような場所にスポーツ団体が訪れるということは、これらの問題に対する意識を啓発する義務があると思っている」とハミルトンは言う。

「こうした場所には綿密な調査が必要であり、メディアもこれらの問題について議論する必要がある。人権の平等というのは重要な課題だ」

 ハミルトン以外にも、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、第11戦ハンガリーGPの決勝レース前、同国のLGBTQ+コミュニティへのサポートを表現するためにレインボーのTシャツを着用。レインボーカラーに変更したヘルメットをレース週末で使用していた。

 また、ベッテルは環境保護への取り組みを進めるチームスポンサーの水処理会社BWTとアンバサダー契約を締結。開幕戦バーレーンGPから、それまでドイツ国旗のカラーがあしらわれていたヘルメットをBWTのコーポレートカラーに変更した。環境問題への認識を広げるべく、第16戦トルコGPでは、水質汚染への意識を高めるべく、ストライプを青に変更した特別ヘルメットを使用していた。

 
 
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