登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

ハミルトン、フェルスタッペンとの間に”リスペクト”を取り戻せると信じる「僕らは互いに学ばなきゃいけない」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、イギリスGPで接触したにも関わらず、彼とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、お互いにクリーンなレースをするための”リスペクト”を取り戻すことができると考えている。

Lewis Hamilton, Mercedes, 2nd position, and Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, congratulate each other

Steve Etherington / Motorsport Images

 F1イギリスGPの決勝レース1周目、ターン9の”コプス・コーナー”で首位を争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のふたりが接触するという事故が発生した。

Read Also:

 首位を行くフェルスタッペンのイン側にハミルトンが飛び込んだが、この時ハミルトンの左フロントタイヤと、フェルスタッペンの右リヤタイヤが接触。この影響でフェルスタッペンはコントロールを失ってコースオフし、そのまま減速せずにタイヤバリアへと激突してしまった。

 ハミルトンはなんとかコースにとどまり、そのままレースを続けることができたが、レーススチュワードは接触の責任はハミルトンにあるとして、10秒のタイム加算ペナルティを科した。しかしハミルトンは、ペナルティを消化しながらも猛烈な勢いで追い上げ、久々の優勝を手にした。

 一方のフェルスタッペンは、ハミルトンのドライビングは「危険」だったと語り、さらにレース後に勝利を大喜びした行為は「無礼だ」と厳しく批判。この一件はF1界全体を巻き込む論争へと発展している。

 このような状況に置かれているにも関わらず、ハミルトンは今回のことから学び、今後もクリーンな戦いを続けていくことができると考えている。

「僕らは成長し続け、今回のような経験から学んでいくべきだと思いたい」

 ハミルトンはそう語った。

「100%誰かのせいであるという事故は滅多にない。常に状況は複雑だ。ふたり、もしくはそれ以上の人が関わっているからね。だから、僕らふたりは、いずれも今回のことから学ぶことができると思う」

「マックスはおそらく、F1の中でも最もアグレッシブなドライバーのひとりだと思う。もちろん、素晴らしい仕事をしていると思うけどね。でも僕の個人的な意見からすれば、お互いにスペースと敬意を持ち、コース上で戦うことができる最高のバランスを見つけるように努力しなければいけないと思う。そして接触することなくレースを続け、良いレースを戦わなきゃいけない」

 ハミルトンは、シルバーストンでのフェルスタッペンとの戦いは、これまでと大きく異なっていたとは考えていない。しかし以前は、接触を避けるために引いたこともあったという。

「それは、普通の戦いだと思う」

 そうハミルトンは語った。

「もちろん、僕も若い頃は同じくらいにアグレッシブだった。実際にはマックスほどではなかったかもしれないけどね……でも十分にアグレッシブだったと思うよ」

「でも今では僕はかなり歳を重ねた。F1のレースがスプリント戦ではなく、マラソンであることを理解している。だから自分のレースに向けてのアプローチについて、より良い見方ができていると思う」

「でも、僕らは争っている真っ只中だ。今年の彼は、非常にアグレッシブだったと思う。ほとんどの場合僕は譲歩し、彼との接触を避け、レースの後半まで戦うために、生き残ることを選択しなければいけなかった」

「土曜日にも見たように、自由に走ることができるような状況になれば、彼は速すぎる。だからチャンスが訪れたら、オーバーテイクすることを試みておく必要があるんだ。それが、今回僕がやったことだ。レースをしているんだよ」

「僕はターン7をとてもうまく立ち上がることができ、左に行けるというフェイントもすることができた。その後でインに飛び込んで差を縮めたんだ」

「彼はイン側にできたスペースを閉じることができなかった。でも残念ながら、彼の攻撃性はそのままだったんだ。そして、僕らは接触してしまった」

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 フォルクスワーゲン、F1参入へ? アストンマーチン「もしそうなら、我々は歓迎する」
次の記事 イギリスGP大クラッシュ、間近で見ていたルクレールの見解は「レーシングインシデント」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本