熾烈なF1タイトル争い、決着はどんな形に? ハミルトン「”セナプロ”のような接触は望んでいない」

ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとのタイトル争いを”正しい方法”で決めたいと語り、セナとプロストのようなクラッシュは望んでいないという。

熾烈なF1タイトル争い、決着はどんな形に? ハミルトン「”セナプロ”のような接触は望んでいない」

 前人未到の8度目のF1チャンピオン獲得を目指すルイス・ハミルトン(メルセデス)は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と熾烈なF1タイトル争いを繰り広げている。その差は、残り5戦で12ポイントだ。

 ハミルトンとフェルスタッペンのバトルは、過去10年のF1の中で最も激しいといってもいいだろう。ふたりはイギリスGPとイタリアGPの2度にわたってクラッシュしている。

 彼らの戦いは、1989年と1990年に繰り広げられたアイルトン・セナとアラン・プロストによる熾烈な戦いと比較されるようになってきている。両年ともシーズン終盤にふたりが接触、クラッシュによってタイトル争いが決着した。

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、先週末に掲載されたイギリスのタブロイド紙『Daily Mail』によるインタビューの中で、最終戦アブダビGPまでハミルトンとフェルスタッペンがタイトル争いが続いていた場合、「前にいる人は絶対にセナとプロストの時代と同じことをしようとするだろう」と語っている。

 ウルフはさらに「私は誰かに衝突するような指示を出すことはないが、もし最終戦に臨み、前にいる者がチャンピオンシップを獲得するような場合、彼らはお互いに激しくレースをするだろう」と付け加えた。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, and Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, make contact on the opening lap at Imola

Lewis Hamilton, Mercedes W12, and Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, make contact on the opening lap at Imola

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 ハミルトンは、木曜日に行なわれたメキシコGPの記者会見で、今年はセナとプロストのような形の決着になるではないかという質問を受けたが、正しい方法でチャンピオンシップを勝ち取りたいと明言した。

「トトが何を言ったのか読んでいないけど、そんなことをほのめかしているとはとても思えない」

「そんな方法でチャンピオンになったことは一度もないし、そうしたいとは思えない。それが僕の視点であり、考え方だ」

 ハミルトンは、自分とフェルスタッペンが「1年中ハードなレースをしている」と述べ、そのおかげで「神のみぞ知る最もエキサイティングなシーズン」になっていると語った。その上で、終盤戦もフェアな状況を保ちたいと付け加えた。

「僕が過去にどのようにしてチャンピオンを獲得してきたかはご存知だろう」

「僕はいつも正しい方法で勝ちたいと思っている。もし負けるとしても、正しい方法で負けたいと思っている。尊厳を持って、死力を尽くし、正しい方法で物事を行ない、できる限りの努力をする」

「できるのは、チームと一緒に全力を尽くして働くことだけだ。もしうまくいかなかったとしても、また次に向けて戦うために生きているんだからね」

 
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