レッドブル・ホンダには、今後もっと差をつけられそう……王者ハミルトンの”警戒”
メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブルとの激しいタイトル争いが繰り広げられそうな状況にファンがワクワクしていることを喜んでいるが、今後はレッドブルにさらに差をつけられる可能性があると考えている。
F1開幕戦バーレーンGPで優勝したメルセデスのルイス・ハミルトンは、今季はレッドブルとメルセデスによる激しいタイトル争いになる可能性が高まっていることについてF1ファンが興奮していることを喜んでいるが、今後はレッドブルとマックス・フェルスタッペンにさらに差をつけられる可能性があると感じているようだ。
開幕戦バーレーンGPでは、フェルスタッペンがハミルトンに0.388秒の大差をつけてポールポジションを獲得。決勝レースでも序盤はリードするなど、勝利を手にできるペースを発揮した。
しかし最終的にはメルセデスの組み立てた戦略、ハミルトンの絶妙なタイヤマネジメントの前に屈し、フェルスタッペンは2位でフィニッシュすることになった。
レース後、メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「レッドブルに比べて本当の意味での強みはない」と語り、次のエミリア・ロマーニャGPと第3戦ポルトガルGPでは、苦戦を強いられるだろうと考えている。
昨年まで圧倒的な強さを見せていたメルセデスに対し、レッドブルが互角以上の戦いを挑んでいそうなことについて、F1ファンは歓迎している。この状況についてハミルトンは喜んでいると語った。
「ファンがワクワクしてくれていて、とても満足しているし、僕もワクワクしている」
そうハミルトンは語った。
「これは、全てのファンが長い間待ち望んでいたことだと思う」
「もちろん、まだたった1レースが終わっただけなので、今シーズンがどういう方向で進んでいくのかという観点から言えば、今後どうなっていくか分からない」
「でも彼ら(レッドブル)のペースがあれば、もっと先に行ってしまう可能性がある。僕らはこの戦いに近づくため、努力するつもりだ」
「マックスやバルテリ(ボッタス/メルセデス)と共に、今後もこういうレースがたくさんできればと思っている。まだまだ先は長い。残り22レースだ。信じられない数だね! シーズンが終わる頃には、僕は燃え尽きてしまうよ!」
一方でフェルスタッペンは、まだまだ正確な勢力図は分からないと慎重な姿勢だ。
「開幕戦は素晴らしかったが、ルイスが言ったように、正確なポジションを判断するのはまだ少し難しい」
そうフェルスタッペンは語る。
「でも、非常に長いシーズンでもあるので、時間が経つに連れて、どうなっているのかが分かってくるはずだ」
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