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ロングランも中断……ハミルトン、振動で背中に痛み「ぶつからないようにするのが精一杯」

ルイス・ハミルトンは、メルセデスのマシンの激しいバウンドにより背中に痛みを感じており、F1アゼルバイジャンGP決勝に向けて懸念があるとこぼした。

Lewis Hamilton, Mercedes W13

Lewis Hamilton, Mercedes W13

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、F1アゼルバイジャンGPの週末を通じて過度のバウンシングとボトミングに見舞われている。

 あまりの振動でドライバーの視界にも影響が及んでしまっており、ハミルトンは予定通りにロングランを完遂できず、チームが欲しいデータを全て集めることができなかったと認めている。

 また彼は、土曜日に向けてマシンを変更した結果、ポーパシングの発生箇所が変わったと明かした。現在は、ターン16を抜けた後の長い全開区間にある、高速コーナーでマシンがバウンドしてしまっているという。

「正直なところ、昨日(金曜日)はストレートエンドで底付きがひどく、ロングランを終えることができなかった」

「アンジェラ(・カレン)にすごく感謝だ。フィジオセラピストの彼女に毎晩、施術と鍼治療をしてもらっているんだ。でも今朝はかなりの痛みで目が覚めたよ」

「今は、ストレートエンドでは(バウンシングは)それほど酷くないけど、コーナーで起きているんだ。燃料が重い分、明日はもっと少なくなると期待している」

「でもストレートでとても遅いんだ。それはきっと底づきのせいでもある。他の人たちはモンツァで使うような薄いウイングを使っているから、僕らにはやらなければならないことがたくさんある」

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG

Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images

 ハミルトンは、視界よりもコース上に留まることのほうが大きな懸念事項であると指摘する。

「まあ、視界が悪いのはずっと同じだけどね」

「間違いなくタフだ。僕にとっては、高速カーブで壁にぶつからないようにすることが重要なんだけど、何をやってもうまくいかない。いろいろと変えてみたが、どうしても……」

「バルセロナでは全く起きなかったのに、他の場所ではすっと問題が起きている。僕らに理解できない現象が起きているんだ」

 ハミルトンは、金曜日の夜のブリーフィングで議論された、ポーパシングを減らす方法を検討するようFIAに求める一部のドライバーの声に同意している。

「安全上の問題にもなりうると思う。時速180マイル(約290km)でコーナーを走っている時に、激しく底づきするんだ。そして、それを止めるためにできることはあまりないんだ」

「このまま4年間、このマシンを使い続けることはできない。だから、ドライバーみんなが話していたように、彼らはそれに取り組む必要があるんだと思う」

 一方で、チームとしてまだ問題解決に懸命に取り組んでいるとハミルトンは主張した。

「もうバルセロナが恋しいよ。ストレートを走る時に、何の問題もないんだ」

「バルテリ(ボッタス/アルファロメオ)とか他のドライバーと話をして『バウンシングしてる?』と訊いて、ノーって返されると『ワオ。それがどれだけ素敵なことだか想像できるかい?』って感じだ」

「つまりそれが現実であり、僕たちは現実を受け入れるんだ。僕にできることは何もない。僕は文字通り昨夜午前1時半までここにいたけど、メカニックやエンジニアは言うまでもなく(夜間作業禁止規則の影響で)すでに帰っていた。僕はここで勉強をしていたんだ。出来ることはすべてやって、ファクトリーのみんなと一緒に働いている」

「ファクトリーでは2日間シミュレーションを行ない、できることは全てやった。これ以上、できることはない。今日は底づきのせいで、ジョージと比べて直線でコンマ1秒以上ロスしてしまった。そういうものなんだ。僕たちはこれからも頑張るよ」

 
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