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ハミルトンのレースエンジニア、メキシコGPとアメリカGPに帯同せず

普段はルイス・ハミルトン(メルセデス)のレースエンジニアとしてグランプリに帯同するピーター・ボニントンは治療を受けるため、今週末のメキシコGPと来週のアメリカGPを欠場することになった。

Peter Bonnington, Mercedes AMG F1 Race Engineer and Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 on the podium

写真:: Sutton Images

 メルセデスF1でルイス・ハミルトンのレースエンジニアを務めるピーター・ボニントンは、個人的に医療処置を受けるためにイギリスの自宅に滞在することになった。そのためメキシコGPとアメリカGPを欠席するという。ただ、11月の中旬に行われるブラジルGPには、チームに戻ることを希望しているようだ。

 ボニントン不在の間、レースエンジニアの役割は、ハミルトンのパフォーマンスエンジニアを務めるマーカス・ダドリーが代わりに担当することになる。そして、いつもはファクトリーのレースレポートチームを率いるドム・リーフシュタールが、パフォーマンスエンジニアを務める。

 ボニントンは、ハミルトンが2013年にメルセデスに加入して以来、ずっと彼のエンジニアリングを担当。ハミルトンが同チームで獲得した4つのタイトル全てに貢献。ふたりは強い関係を築いてきた。レース中にハミルトンが無線で”ボノ”と呼びかけているシーンが放送されることが多いが、その時の相手が、今回欠場するボニントンだ。

 ハミルトンは、早ければ今週末のメキシコで、自身6度目のドライバーズタイトルを決めることになる。ただそうするためには、チームメイトのバルテリ・ボッタスよりも14ポイント多く獲得しなければならない。つまり現実的には、次戦アメリカGPでの載冠の可能性が高そうだ。

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