

執筆: Scott Mitchell
2019/02/05 0:01
元トロロッソのF1ドライバーであるブレンドン・ハートレーは、フェラーリでシミュレータードライバーの役割を果たすようだ。
元トロロッソのF1ドライバー、ブレンドン・ハートレーはシミュレータードライバーの一員として、フェラーリの開発を担うようだ。
2017シーズン途中からF1デビューし、2018年にフル参戦を果たしたハートレー。しかしレッドブルは、彼にフル参戦2年目のチャンスを与えることはなかった。最近では、5月のモナコGPの時点から自分をやめさせようとしている動きがあったと、ハートレーは主張している。
ハートレーはこれまで2019年の活動計画を明かしていなかったが、現在はフェラーリ開発チームの一員となっていることが確認された。
フェラーリは昨年、アントニオ・ジョビナッツィとダニール・クビアトをそれぞれシミュレータードライバーに起用していた。しかしふたりはそれぞれアルファロメオ、トロロッソからF1にフル参戦するため、フェラーリはその後任を探す必要があったのだ。
ハートレーは、フェラーリのシミュレータードライバー4人のうちのひとりとして活動する。
他には、マヒンドラからフォーミュラEに参戦しているパスカル・ウェーレインやF2優勝経験のあるアントニオ・フオッコがメンバーとなっている。
フェラーリからWECなどに参戦、経験豊富な開発ドライバーのダビデ・リゴンが最後のひとりだ。
フェラーリの新チーム代表のマッティア・ビノットは、次のように語った。
「我々のチームは、レーシングカーとトラックをよく理解していて先天的に鋭い感覚を持つ、疑いなく才能のあるドライバー4人を起用した」
「それらは、シミュレーターでドライブするという役割に必要な資質だ。彼らはまさに、現代のF1において重要なピースなのだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ブレンドン ハートレー |
チーム | フェラーリ 発売中 |
執筆者 | Scott Mitchell |
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