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角田裕毅ら絡むレッドブル陣営シート争いに伏兵? 元マクラーレン育成ダンと交渉再開……“イケイケ系”で「ウチ好みだ」とマルコ

レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マクラーレンを離れたアレックス・ダンに注目していることを認めた。

Alexander Dunne, McLaren

写真:: Federico Manoni / NurPhoto via Getty Images

 マクラーレンの有望株であったアレックス・ダンが育成ドライバー契約を突如終了したことから、彼の今後に注目が集まっている。特にレッドブル行きは現実的な選択肢と見られているが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコも、ダンと再び話し合いの場を持つ意向であるようだ。

 ダンとマクラーレンは、将来的なプランについて合意に至らなかったとされる。というのも、マクラーレンは複数年契約を結ぶランド・ノリスとオスカー・ピアストリの強力コンビによってF1界をリードしており、F2で活躍しているダンがすぐにF1デビューを果たすのは難しい状況だった。ただフリーエージェントとなった今、ダンは様々な選択肢を探ることができる。

 中でもレッドブルは、ダンと水面下で議論をしていたことで知られる。マルコはmotorsport.comの取材に対し、ダンとの話し合いが再開されることを認めた。

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「彼は非常にアグレッシブなドライバーで、マシンコントロールの能力も素晴らしい。そして速い。これこそレッドブルが好むタイプだ」

 マルコはそう語る。

「もちろん、(フリーになった今)彼と話し合いをすることになるだろう」

 仮にダンがレッドブル陣営入りを果たした場合、どのような立ち位置となるかはまだ不透明だが、少なくとも彼はF1参戦に必要なFIAスーパーライセンスを所持しておらず、来季に向けた発給条件を満たせるかも微妙な状況だ。

 ダンはこれまでF4やGB3で好成績を残してきたが、ライセンス発給条件である「過去3シーズンのスーパーライセンスポイント40以上」を満たすためには、今季のF2をランキング3位以上で終える必要がある。ただ、一時期はポイントリーダーに立っていたダンも現在ランキング5番手に下がっている。3番手であるルーク・ブラウニングとの差は31点であり、終盤2ラウンド4レースでその差を埋めるのは容易ではない。

 その点を踏まえると、ダンは来季もF2に継続参戦するのが最も現実的。そこにプライベートテストやTPC(旧車テスト)を通してF1マシンに慣れることになるだろう。彼をラインアップに加えることは、マルコが好む「常に控えを用意して現役ドライバーにプレッシャーをかける」戦略にも合致する。

 レッドブル陣営は、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの計4台のドライバーラインアップをまだ確定しておらず、最終決定は今月末に発表される見通しだ。
レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーはトップチームへの昇格が有力視されており、その後任として育成ドライバーのアービッド・リンドブラッドがF1に昇格することが予想されている。

 今後のプランについて尋ねられたマルコは、ダンがF2をどの順位で終えるか次第だとして、「彼はまだスーパーライセンスを持っていない。だから様子見だ。F2はあと2戦残っているので、そこで彼が何を成し遂げられるかだね」と述べた。

 

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