角田裕毅には表彰台に上がる才能がある……レッドブルF1相談役マルコが改善点を指摘「スピードをポイントに変えていかなくては」
角田裕毅はレッドブル加入後、わずか7ポイントしか獲得できていないが、チームの相談役であるヘルムート・マルコは確かな才能があるとして改善点を示した。
Yuki Tsunoda, Red Bull Racing
写真:: James Sutton / Motorsport Images
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、厳しい戦いが続く角田裕毅の改善点を指摘する一方で、トップ3フィニッシュの才能は確かに備わっていると強調した。
レッドブルは長らく理想的なマックス・フェルスタッペンのチームメイトを据えることができておらず、2025年に向けてセルジオ・ペレスの後任として起用されたリアム・ローソンはわずか2戦で降格。入れ替わりで角田を日本GPからセカンドカーに乗せた。
ただ、角田も2025年マシンRB21への適応に苦戦。開幕2戦のローソンと比較すると良い結果だが、スペインGPまでの獲得ポイントは7ポイント……イモラ予選での大クラッシュも苦しい状況に拍車をかけている。
「ユウキは良いスタートを切った。彼はまだ我々が期待していた成功を収めることができていないが、初日は常にマックスから0.1〜0.2秒差につけている。ここ数年は見られなかったことだ」とマルコはThe Inside Trackに対して語った。
「我々はそうである必要があるし、ユウキは持ち前のスピードをポイントに変えていく必要がある。彼には表彰台に上がるだけの才能がある。個人的なアプローチも改善した。ユウキが無線でいかに感情を爆発させるか、みんな知っているが、彼はそこから学んだ」
「彼は速いドライバーだ。ただまとめ上げていく必要がある。マックスに勝とうとするのは不可能だが、彼はそれを受け入れていると思う。彼が多くのポイントを獲得してくれることを願っている」
スペインGPから2週間のインターバルを経て開幕したF1カナダGPでは、初日を終えた時点で各チームの勢力図は拮抗していた。
Helmut Marko, Red Bull Racing
Photo by: Peter Fox / Getty Images
フェルスタッペンはFP1でトップタイム、続くFP2で9番手。ロングランでは最速マクラーレン勢と同等のペースを示し、トップ集団にも食い込んでいる様子だった。
マルコはロングランでは十分に勝利を狙える位置にいるはずだと振り返った。
「全体的に良かった。FP1とFP2の間にふたつの小さな変更があり、ハンドリングにかなり強い悪影響を及ぼした。つまり、以前のセットアップに戻るということだが、これは我々の作動領域がいかに狭いかを示している」とマルコはSky Germanyに語った。
「それでもロングランはとても良かったと思う。ピアストリ(オスカー・ピアストリ/マクラーレン)とはほぼ互角だったし、タイヤ摩耗もなんとかなった」
一方で角田はFP1で11番手、FP2で15番手と中団グループに埋もれ、ロングランでもフェルスタッペンから1周あたり1秒遅れというペースだった。絶好の滑り出しとはならなかったが、各チームの接近具合から、上位に食い込むチャンスはあるのではないか? と訊かれたマルコは次のように答えた。
「答えはイエスだ。先程も言った通り、このふたつの変更で何がマイナスに作用したのかが分かった」
「不思議なことにロングランではそれほど目立たなかったが、我々は上位に行けると思う」
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