F1 マイアミGP
ホンダF1、2026年導入の新PU開発は”計画通り”に進行中。まずは重要度高まる電気部分に注力
アストンマーティンとの新たなパートナーシップに向けて、次世代パワーユニットの開発に取り組んでいるホンダは、計画通りに開発が進んでいるという。
Jake Boxall-Legge Ronald Vording
公開日時: 2024/04/30 11:32
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

HRCの渡辺康治社長は、2026年のF1正式復帰に向け、新パワーユニット(PU)開発は”計画通り”に進んでいると明かし、まずは電気的な側面にフォーカスしていると語った。
現在はHRC(ホンダ・レーシング)を通じてレッドブルとRBにPUを供給しているホンダ。技術強力を通じて、レッドブルとマックス・フェルスタッペンによる支配に大きく貢献している。
そしてホンダは、新たなレギュレーションが導入される2026年から正式にF1復帰し、アストンマーティンにワークスPUを供給する予定だ。
ホンダは次世代PUの開発を進めるにあたり、まずはPUの電気的な側面に注力することを選んだようだ。
次世代PUではMGU-Hが廃止され、350kWのMGU-Kを搭載することで、ICE(エンジン)と電気的な出力がほぼ半々になる。
「今のところ、すべてが計画通りに進んでいます。もちろん、あまり詳しくは言えないですが、すべてが我々の予想通りです」
HRCの渡辺社長はmotorsport.comの独占インタビューでそう説明した。
「我々は初めに、PUの電気的な側面に重点を置いており、現在は主に電気部品とバッテリーに焦点を当てています」
「この作業は、完全に我々の目標に沿ったものです。もちろん並行して内燃エンジンも開発していますが、現段階ではまだV6ではありません。現在は単気筒です」
「今のところ、すべては計画通りに進んでいます。もちろん、あまり詳しくは言えませんが、すべてが我々の予想通りです」
Koji Watanabe, Honda Racing CEO
Photo by: Motorsport.com / Japan
ホンダのこのアプローチは、レッドブル・パワートレインズとは異なる。レッドブルはまず、まったく新しいICEをゼロから開発している。このあたりは、ホンダが現行規則に対応するV6エンジンの開発にこれまで取り組んできたことも関係しているだろう。
渡辺社長は、2021年以降の一部F1撤退に伴い、ホンダのスタッフの多くが他のプロジェクトに移ったため、2026年の新プロジェクトを強化するために一連の新規採用が必要になったと説明した。
HRCはまた、次世代PUを整備・準備する目的で、イギリスに新会社HRC UKを登記。アメリカを拠点とするHRC USA(旧ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)も、新PU開発に関与する予定としている。
「F1活動を停止すると発表したとき、エンジニアのほとんどがF1部門を離れました。重要なエンジニアはすべて、ホンダ・モビリティを含む他のプロジェクトに移りました」と渡辺社長は話した。
「その結果、何人かは同じですが、それ以外のポジションはすべて人材を割り当てないといけなくなりました。これは少し時間がかかります」
「また我々は会社(HRC UK)を登録しましたが、まだその正確な場所は決めていません。登録をしたのは主に、英国でスタッフを雇用したいからです」
「ガーデニング休暇の期間に対処しなければならないこともあるので、そういったことには時間がかかります。だからこそ、この夏にはイギリスでスタッフを雇い始めたいですし、そのために登録を済ませたんです」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 2026年には45歳……アロンソのようなドライバーは二度と現れない? ノリス脱帽「僕はそのことをとても尊敬している」
次の記事 マクラーレンVSフェラーリ、その差は0.1秒以内? バスール代表「些細なことでヒーローにもゼロにもなり得る」と接戦予想

More from
Jake Boxall-Legge

フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題
F1
F1
アメリカGP
2 日前
フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題

F1メカ解説|フェラーリが投入したアップデート、その効果は0.1秒未満? 本拠地から遠い遠いアメリカに持ち込んだ理由
F1
F1
アメリカGP
3 日前
F1メカ解説|フェラーリが投入したアップデート、その効果は0.1秒未満? 本拠地から遠い遠いアメリカに持ち込んだ理由

ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」
F1
F1
アメリカGP
4 日前
ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」

More from
アストンマーティン

標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」
F1
F1
メキシコシティGP
11 分前
標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」

最初に勝つ時はホンダと共に……アストンマーティンF1現場責任者クラック語る「我々は長期的なパートナー」
F1
F1 2 時間前
最初に勝つ時はホンダと共に……アストンマーティンF1現場責任者クラック語る「我々は長期的なパートナー」

F1分析|アストンマーティン・ホンダのアロンソ、入賞狙えるパフォーマンスを発揮。しかし大ダメージ関係なしの怪
F1
F1
アメリカGP
1 日前
F1分析|アストンマーティン・ホンダのアロンソ、入賞狙えるパフォーマンスを発揮。しかし大ダメージ関係なしの怪
最新ニュース

標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
11 分前
標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」

2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ 41 分前
2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ

F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー
F1
F1 F1
日本GP
1 時間前
F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー

情勢不安カタールへの渡航に揺れるMotoGPライダー。ひとり矢面に立つマルケスに我慢ならぬとドゥカティ「他の者は運営を前にすると黙りやがる」
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
1 時間前
情勢不安カタールへの渡航に揺れるMotoGPライダー。ひとり矢面に立つマルケスに我慢ならぬとドゥカティ「他の者は運営を前にすると黙りやがる」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録