ホンダPU勢は3日間で“855周”走破。「有意義なテスト前半になった」と田辺TD
F1プレシーズンテストの前半3日間が終了した。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、有意義なテスト前半になったとプレスリリースにコメントを寄せた。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB16
Glenn Dunbar / Motorsport Images
スペインのカタルニア・サーキットでF1プレシーズンテストが行なわれ、その前半となる3日間の日程が終了した。
3日目はアルファタウリのダニール・クビアトが5番手、ピエール・ガスリーが9番手。またレッドブルのマックス・フェルスタッペンが8番手、アレクサンダー・アルボンは10番手タイムでテストを終えた。
この日ホンダ製パワーユニット搭載勢に大きな問題は発生せず、アルファタウリは121周、レッドブルは169周を走行。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、十分な距離を走り込み有意義なテスト前半になったと、チームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「2020年のプレシーズンテスト3日目の今日も、両チームとも大きな問題なく多くの周回を重ねることができました。午前中はクビアト選手、午後はガスリー選手がドライブしたアルファタウリはトータル121周、同様にランチブレイクでドライバーを交代したレッドブルは午前がフェルスタッペン選手、午後はアルボン選手が担当し、合計169周を周回しました」
「今日はアルファタウリがPUの最適化を継続、一方のレッドブルはレースシミュレーションに取り組み、多くのデータを収集しています」
「今日でテスト1が終了となり、これでオフシーズンに走行可能な6日のうち半分を終了しました。この3日間は天気もよく、赤旗による中断が比較的少なかったため、大きなトラブルもなく十分走り込むことができました。Hondaとしてトータルで855周、3980kmを走行し、我々にとって有意義なテスト前半になりました」
「ここから来週水曜のテスト2の開始まで4日を挟みますが、日本、イギリス、スペインにいるエンジニアたちにとっては、さらなる改善に向けて膨大なデータを分析する多忙な日々が続きます」
なおプレシーズンテストの後半3日間は、2月26日から開始される予定だ。
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