苦境の中で迎える母国戦F1日本GP。ホンダ折原エンジニア「バーレーンテストから着実に前進していることをお見せできれば」
ホンダの折原伸太郎エンジニアはF1日本GPに向け、日本のファンに向けてバーレーンテストからの進歩を見せたいと語った。
Shintaro Orihara, HRC
写真:: Honda
今週末、いよいよ開催されるF1日本GP。アストンマーティンと組むホンダF1にとっての母国レースを前に、トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎氏がコメントを寄せた。
ホンダは今季からF1に再参戦してアストンマーティンにパワーユニットを供給しているが、異常振動の問題に悩まされるなど厳しいシーズン開幕となっている。開幕戦オーストラリアGP、第2戦中国GPでは、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールはいずれも完走を果たすことができなかった。
バーレーンでのプレシーズンテストからの1ヵ月、ホンダは懸命に対策に取り組んできたが、早くも母国レースの日本GPが迫っている。折原エンジニアは、現在は目標とするパフォーマンスレベルには達していないとしつつも、トラブル続きで周回を重ねられなかったバーレーンテストからの進歩を日本のファンに見せたいと語った。
以下は折原エンジニアのコメントだ。
「ホンダのF1プロジェクトに携わる前から、私はホンダとモータースポーツの大ファンでした。何十年も鈴鹿に足を運び、セッションを見てホンダを応援してきたので、ファンの皆さんの熱量はよく知っています」
「今、そのファンの皆さんの前で仕事ができることを誇りに思っており、皆さんの応援を力に変えて、より良い結果をお見せできるよう全力でプッシュし続けます」
「中国GPでは、システムに影響を与えていた振動を軽減したことで、バッテリーの信頼性についてある程度の進展がありました。一方で、ドライバーに影響する振動の原因を特定するためには、さらなる解決策を見つける必要があります。信頼性向上については中国GP後も注力してきた一方で、パフォーマンス観点ではエネルギーマネジメントがまだ目指すレベルには届いていません。鈴鹿はエネルギーマネジメントにおいて非常にタフなコースですので、オーストラリアや中国での学びを活かし、より良い準備を進めていきます。
「まだ我々が目標としているところには至っていませんが、今週末を迎えるにあたり、最大限のパフォーマンスを引き出せるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。母国の観客、そしてホンダファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。バーレーン以降、私たちが着実に前進していることをお見せできればと思っています」
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