F1 日本GP
ホンダ、2026年のアストンとのタッグ開始以降も「ドライバー選定への意見は引き続き示していく……ただ決定権はチームに」
ホンダ(HRC)は2026年からF1に正式復帰し、アストンマーティンへのパワーユニット供給を開始するが、ドライバーラインアップについての意見は引き続き示していくという。
Lydia Mee 田中 健一
公開日時: 2025/04/08 10:19
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Lance Stroll, Aston Martin Racing
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
ホンダ(HRC/ホンダ・レーシング)は2025年限りでレッドブルとの提携を終了。2026年からはホンダとしてF1に正式復帰し、アストンマーティンと組むことになっている。パワーユニット(PU)サプライヤーとしての新たな戦いがスタートするわけだが、ドライバーラインアップについての意見は引き続き示していくようだ。
ホンダはこれまで、レッドブルと提携する中で、ドライバーの選択権はチームにあるという前提に立ちつつも、選定に対する意見は示してきた。角田裕毅が昨年末のアブダビテストでレッドブルのマシンを走らせたのも、HRCの渡辺康治社長が「とにかくテストさせるべき」とレッドブルに強く働きかけ続けたことが実を結んだ格好だ。そして「ベストなドライバーを選ぶべき」だと、レッドブルに常々話してきたと、東京・お台場で行なわれた『Red Bull Showrun x Powered by Honda』の際に、motorsport.comを含む複数のメディアに対して語っている。
「私は常に、ベストなドライバーを選ぶべきでしょうということは、レッドブルにお話ししてきました。クリスチャン・ホーナー代表とは、私としては非常にうまくコミュニケーションが取れていたと思ので、事あるごとにそういうお話しをしてきました」
「最近では、トラックサイドでのサポートをどういう風に強化していくかということも含めて、クリスチャンと話しています。だから今回(レッドブルが角田を起用すると決断したことについて)何か特別なことをしたわけではないんですよ」
来季からはパートナーがアストンマーティンに変わるが、渡辺社長はその姿勢は変えないと、Japan Timesに語ったという。
Koji Watanabe, President of Honda Racing Corporation
Photo by: Rudy Carezzevoli / Motorsport Images
「(関係する)シートの数は減少することになります。しかし我々としては、2026年とそれ以降のドライバー決定において、ホンダとしての意見を引き続き示していくことになります」
「もちろん、どのドライバーをチームに加入させるかは、チームが最終的な決定権を持っていますが、状況は(レッドブル時代と)同じで、我々も意見は述べることになるでしょう」
なおアストンマーティンの将来的なドライバー候補としては、ホンダとスポンサー契約を結ぶ角田裕毅の名前が取り沙汰されることもあった。しかし角田は第3戦日本GPから電撃昇格を果たして、待望のレッドブルのシートを獲得したばかり。渡辺社長は角田がレッドブル残留を望む限りはそこに干渉するつもりはないと、motorsport.comを含むメディアに対して語っている。
「彼は実力が認められてレッドブルに昇格しています。そういう意味では、彼が実力をしっかりと見せて、来年以降もレッドブルに乗ることを期待しています」
そう渡辺社長は言う。
「一番大事なのは、本人の意思です。本人がレッドブルでやりたいと言っていることに対して、我々が何か言う必要はないと思います」
なおホンダは角田と”スポンサー契約”をしている。来季ホンダがアストンマーティンと組む中で、角田が乗るレッドブルの”スポンサー”を務めることは「ないです」と渡辺社長は明言している。
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